カウントシープ
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2005年03月07日(月) 危険区域

気の早い送迎会が街中であった。開始10分前についたので、傍にある大きな本屋に入って探している写真集を探す。だが探し物は洋書で、ボクは英語に長けていない。結局背表紙を眺めただけで10分が終わってしまい、未練たらたらで本屋を離れた。

何時の頃からか、ボクは人ごみを沢山歩いているととっても疲れてしまうようになった。犬達と散歩するなら一時間だってテクテクあるいているのに、街ではもっと違うことで疲れるみたい。どうしてかな、空気が悪いのかな、とか思っていたけれど、多分そうではないんだろうな。

他者を意識して気持ちを張って歩き回るというのは疲れるんだ。海外でひったくりに会わないように気持ちを張り詰めて歩いている時なんか最高級に疲れちゃうし、同じ人間を敵とみなくてはならないしんどさがあって。

山を歩いているときはすごく頭がクリアで気持ちがよかった。熊の足跡見つけたときは皆が怖がって下山したけれど、昔は熊がいるようなところのほうが危険だったのに、今じゃそれより人のいる場所のほうが危険なときがあるのだ。


2005年03月06日(日)

大阪から友達がお見舞いに来てくれた。本当だったら先週に山奥で雪遊びをする予定だったのだけれど、こうなったからキャンセルして、ちょっと寂しかったところだったので、嬉しくて沢山おしゃべりした。

ちょうど東京で雪が降ったりしていたから、せめてここでも少し落ちてこないかなぁと期待していたけれど、悲しいかなむしろ暖かいくらいの日が続いていたので、ちょっと残念だった。もともと一冬の間にほんの数回しか降らない土地柄で、おまけに地球温暖化が進んでもっと降らなくなっていて、滅多に見られないのだ。

雪が好きかと言われたら、社会人になってからは出勤を考えてしまうから複雑。仕事に出かけるためには雪が降らないほうがいいのだけれど、雪が降ってくると気分は高揚する。犬達も同じみたいで、雪が舞う中の散歩はそれだけでワクワク楽しかったりする。これが積もると犬達は駆け回ってスライディングしたり、「キチガル」のだけれど、そんな風に遊んでいるところをまた見れたらいいな。


2005年03月05日(土) 水飲みバード

毎朝7時になるちょっとまえ、6時45分くらいになると犬が起こしにやってくる。というか、足元に寝ている犬がにょきっと起き上がって、長い嘴でツンツン突くのだ。犬の口はにゅーと長くて、その姿はさながら大昔に流行った水飲みバードのよう。平日なら起こしてくれてありがとうだが、週末にはまだはやいぞこのやろう、だ。

ボクは基本的には休みの日も普段と同じくらいに起きることにしている。そのかわりお昼寝したりして普段よりは沢山ねているのだけれど、このお昼寝が曲者で、結構夜寝付けなくなったり。
この日は風邪を引いていたこともあって、布団に入ったり出たりを繰り返していたら、夜になってすっかり目が冴えてしまった。お陰で風邪も良くなってきたからよかったのだけれど、久しぶりにすっきりした頭で布団の中ゴロゴロしたり、浅く眠ったりしていたら、沢山短い夢を見た。

↓この嘴で突かれる


ロビン