カウントシープ
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2005年03月13日(日) 一工夫



日曜日に仕事するととっても滅入るのだけれど、そんな気分を解消しようといろいろ工夫をしたりする。
好きな紅茶を魔法瓶に入れて持ち込み、気に入っている小さな小道具を持ち込む。具体的には『羊』と『リンゴ』と『キノコ』の小さなマグネットを計12個と、それをくっつけるボード。あと仕事のためでもあり半分興味の対象でもある本たちを自分の家の本棚から職場に数冊移動。壁には犬の写真とフラミンゴの写真(フラミンゴはボクが飼っているわけではないけれど)、あとは人からもらった絵を数枚張ってある。それから鳥のシルエットのカラフルなカレンダーと、疲れたときに食べてねと差し入れてもらったチョコレートの箱。
そんなものを並べて、自分の机の周りと本棚を掃除して並べなおしたらちょっとすっきりした。仕事はめったに自分の机ではしないでもっと大きな会議机で店を広げるのだけれど、やっぱり自分専用のスペースは心地よい空間でなくっちゃね。

魔法瓶はおなじみAladdin。赤チェックの中に1つだけ緑があったので、先日連れて帰ってきた。午後のティータイムにも熱い紅茶が飲めてちょっと幸せ。


2005年03月12日(土) ミッドナイト・フルーツ



どうも抗癌剤というやつはじわじわと効くのかどうか解らないが、最近相方は夜になると騒がしい。曰く『身体が熱い』らしく、内側から火照るような感じがするそうだ。じゃあアイスノンでも、と思うがどうも体表は熱くないし、布団をかけないとかアイスノンで対応するような感じはしない。

結局水分を取ったりしていたようだが、昨日の夜は果物が食べたいと言い出して、真夜中に果物を剥かされた。ボクは眠くて眠くて目は半分も開かないし、頭が朦朧としていた。そうまでして何でボクが果物を剥くかというとそこは病人の特権で、果物は看病するものが剥くというしきたりのもとに、ボクはせっせと梨やら林檎の皮を剥いた。


2005年03月11日(金) ティーポット



今から10年くらい前に、ティーポットを買った。チャイナボーンでできたミルク色のもので、御揃いの皿やボウル、カップなど一通り御揃いで揃っているシリーズだった。ボクは1人暮らしでお金もなかったので、お皿を1枚、スープ皿を1枚、それにティーポットを買って帰った。そのうち少しずつ増やしていこうと思っていたが、数年後お店自体が潰れてしまった。

やがてお皿は割れて、スープ皿とティーポットになった。半端な数のスープ皿はあまり食卓に登場しなくなったが、ティーポットはこれ1つしかないので、緑茶から紅茶から何でもこれでずっと10年飲んできた。お客様がきてもこれを出していた。一張羅みたいなポットだけれど、小さいしお湯の切れは悪いし、いつか買い換えようと思いつつ、だらだらと付き合ってきた。

今日、新しいティーポットを購入した。今までの倍くらい入る大きな、紅茶専門店なんかで出てくるような丸みを帯びたポットだ。早速たっぷりの茶葉とお湯を注いでみたら、あまりの重さに手がぐらぐらしたけれど、新しいポットにまずまず満足した。新しいものは何時だってちょっと嬉しい。


今までのポットを食器棚の奥にしまった。普段食器に愛着なんてないんだけれど、このポットは捨てたくないな、と思いながら、こちらはちょっと寂しかった。


ロビン