カウントシープ
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散歩の通り道にある小学校に、一本だけ植えられている木蓮の木が、今年も花をつけるようになった。今つぼみが大きく膨らんで、もう少しで花が開きそう。白くて大きな花が一斉に開花するとそこだけ真っ白で、非現実的な感じがしてとても綺麗になる。
子供の頃は、一年のうちほんの少ししか花をつけない木なんて、つまらないと思っていたけれど、そうではなくて、一年を通して変化していくことも楽しみだと解った。花が咲いていない季節が長いから、花が待ち遠しくて、花が咲くと立ち止まって、記憶にとどめようと見つめるのだ。 木蓮が咲いたら今度は桜が咲く。これからしばらく、散歩が楽しみでいっぱい。
ところで、木蓮を英語でなんていうか調べたら、マグノリアだった。マグノリアって何処かで聞いたことがあるんだけれど、何だったっけ?ミステリー小説のタイトルとかしら?
スプラウト、という野菜がある。スプラウトというのはもともと新芽のことで、たとえばモヤシや貝割れ大根が日本で馴染みのスプラウトだ。
この間実家に帰ったら、ブロッコリーのスプラウトがサラダになって出てきた。ボクはそのときまでブロッコリーのスプラウトの存在を知らなかったのだが、身体にいいのよと薦められ、味も悪くなかった(というかあんまり味がしなかった)ので、また今度食べてみようと思った。
スプラウトは貝割れ大根やモヤシと比べても格段に小さい。もしゃもしゃしていて食べやすいし、特に変な味もしないし、相方がしょっちゅう買ってくるのでそれ以来ブロッコリースプラウトは大活躍だ。
例えばある日の晩御飯。
ソーメンチャンプルー スプラウト(お好みでソーメンチャンプルーに載せる) 納豆/スプラウト和え 海苔 紅茶 カロリ/桃味
こんな感じで何にでも掛かっている。
とうとう相方の髪が抜け始めた。いきなりごそっといくのかと想像していたがそうではなく、パラパラと抜けていくようだ。最初の抗癌剤から二週間を過ぎるとビックリするくらい抜けますよ、と聞かされていたけれど、バスタイムのたびに髪が排水溝に溜まっていくのはやっぱりセツナイ。ウィッグは嫌だというので、帽子とバンダナを幾つか用意したのだが、髪が少なくなってくるや早々に相方は風邪をひいてしまった。髪の毛は結構保温の役目をになっているようだ。
そんな経緯で、相方は家の中でも帽子を被り始めた。帽子はケミストリーの片方が被っているようなすっぽりタイプのやつで、これが結構可愛い。帽子のお洒落に目覚めたのか相方も結構気に入って服装に合わせてコーディネートしてみたりしてて、ボクも帽子が欲しくなってきた。 (ボクの相方は犬ではなくて人間 念のため)
ロビン
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