カウントシープ
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2005年07月05日(火) sheep or goat?

相変わらず羊を収集しているが、この間見つけた羊が面白かったので紹介。見つけたのはやっぱりヴィレッジ・ヴァンガード
まずは全身像をご覧ください。




なんの変哲もない羊のようですが、よく見ると腹にファスナーが付いています。ということで、羊毛を剥いでみると…




まるでトムとジェリーのトムが皮を脱ぐように(このとき彼は赤と白のトランクスを履いている)、皮がはがれてヤギに変身!ちゃんとあごひげもあります。羊とヤギ、よく似たもの同志のような、でも何だか違うような・・・メーテレのキャラクター、ウルフィーのようなアザトサもなく、いまいち焦点が合わない不思議なヌイグルミで、見ているとなんともいえない中途半端な気持ちがぐるぐると廻ります。

羊の群れにヤギを入れておくと、オオカミに襲われた羊がパニックになっても散り散りにならないと聞いたことがありますな。




ちなみにファスナーは二重構造。ヤギの姿になっても腹にまたファスナーがちゃんとついています。こちらのほうは意味不明。小物入れ?それとも赤頭巾ちゃん?(それはオオカミ)


2005年07月04日(月) 仮面ライダー

昨日まで相方の一族が泊まりに来ていた。一族はみんな沖縄の人なので、みんな沖縄から飛行機でやってきたのだが、その数総勢6人。我が家の人口は8人になり、そこに人並みに大きな犬が3頭、猫が一匹の大所帯と化した。

そのうちの2人は就学前の子供だった。日曜日の朝、テレビが見たそうだったので、「ふたりはプリキュア」という女児には超人気番組をつけようと思ったが、まだ時間は早く、変わりに仮面ライダーがやっていた。

それが仮面ライダーだと推測されたのは、この時間帯には代々仮面ライダーが放送されていることを知っていたからだ。ボクはもともと仮面ライダーを見たことがなかったけれど、あの強烈なヒーローの姿は記憶していた。バッタの顔をした、世にも珍しい昆虫ベースのヒーローは、子供の頃は気持ち悪くて見なかった。

さて、現行の仮面ライダーは響鬼という。ボクは仕事上子供を相手にする機会が多いので、今の仮面ライダーが「太鼓」を武器にしていることは前もって知っていた。また、子供達にとって仮面ライダー響鬼が、「かっこいい」存在であることも知っていた。マジレンジャーは面白くて、響鬼はかっこいいんだよ!と4歳の男の子が力説していたのを思い出した。

この日の放送では、響鬼はなかなか現れなかった(のだと思う)。なかなか現れず、みんな響鬼(さんずけだった)を待ち望んでいた。響鬼は皆から一目置かれる兄貴分といった感じで、体育会系の先輩と、それに憧れる後輩達を思い出した。

仮面ライダーにカウントしてもよさそうな人物は3名出てきた。彼らは「音波」を使って敵を攻撃するようで、みんな武器は楽器だった。間違っても楽器を投げたり変形させて振りかざしたりはしないで、あくまでみんな演奏することで敵を倒す、という攻撃方法だった。

響鬼は太鼓を打ち鳴らし、
もうひとりはトランペットみたいな楽器を吹き鳴らし、
もうひとりはギターもしくはベースをかき鳴らした。
それは、斬新すぎて、カッコいいのかどうかよく解らない攻撃方法だった。

ひとつ気になったのは、あの仮面ライダーの象徴、仮面ライダーを仮面ライダーとして認識させるはずの昆虫顔ではなくなっていた。もっとのっぺりとしていて、めらめらと燃える焔をモチーフにしたような顔だった。
ボクは、仮面ライダーは孤独なヒーローだと何の根拠もなく思い込んでいたが、彼らは楽しそうで、さわやかだった。

とにかく全部が、ボクの勝手に描いた仮面ライダーとは違っていた。


2005年07月03日(日) 東山動物園

昨日は小さなゲストの為に、東山動物園に出かけた。ボクにとっては何年ぶり、最後に行ったのは大学生の時で、相方と一緒に行くのも初めてだ。

ボクは、こっそり事前に知り合いの子供に、東山動物園にボクのお気に入り、羊とフラミンゴがいるかをリサーチしておいた。フラミンゴは何匹かいて、羊はふれあい広場に薄汚れたのが一匹いる、という調査結果をふまえて、ぜひともフラミンゴは見てみたいと思っていた。

駐車場は何箇所かあったが、相方が適当にとめていざ入園、入園料は大人500円、中学生以下は無料だった。子供の頃、えらく安い!と思った覚えがあるが、なんのことはない子供はタダ、流石は市営なのだった。




入って、まるでねらっていたかのように、一番最初にボクらを迎えてくれたのはなんとフラミンゴであった。ボクは凄く運命を一方的に感じて気分は高揚した。
フラミンゴはちょうど産卵期だった。でも、卵を間違って割ってしまうといけないので、フラミンゴたちに与えられているのは作り物の偽物卵だ。本物の卵はちゃんと孵卵機で暖められていて、孵る直前にフラミンゴに返されるそうな。フラミンゴの卵が壊れてしまうのは嫌だけれど、偽物の卵を抱いているフラミンゴも切ない気持ちになった。ここは動物園なのだ。




子供達は2歳と4歳だったが、4歳のほうがゾウが見たいといったので、次にゾウを探しながら歩いた。ゾウは生まれた年号が書かれていて、そこから推定するに、ボクが幼稚園の頃に見たゾウも、小学生の時にみたゾウも、大学生のときにみたゾウもみんなコイツだな、と思った。とすると、随分おじいさんのゾウになるはずで、これもまた感慨深い気持ちになった。

他にも沢山サルがいて、サルは繁殖期だったのか、子供サルも沢山居て可愛かったのだが、すばしっこくってカメラではぶれてゴーストになってしまった。小猿はとっても可愛かった。




ツキノワグマ。




シロクマ。

爬虫類と両生類の館は面白くて、子供達もとても喜んだ。特にカエルの水槽が人気だった。とてもでかい蛇がこれでもか!とうじゃうじゃしていて、今地震がきたら大変なことになるな・・・とぼんやり思った。

小さな子供ずれではあまり移動できず、見損ねた動物も沢山いた。
シマウマ・ペンギン・カンガルー・おんぼろ羊
完璧に舐めていたが、東山動物園はとても広かったのだ。加えて併設の植物園など殆ど見ていないが、綺麗な薔薇が咲き乱れていた。


ロビン