カウントシープ
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2005年07月14日(木) リトライ

今、結構真剣に英語の勉強をし直している。ボクはどうも語学は、それが日本語だろうと外来語だろうと苦手で、ペーパーで点をとれたとしてもそれはタダの暗記で、きちんと理屈をつけて覚えてはいなかった。

そもそも、語学とは暗記の道なり。

地道に努力して暗記することの苦手なボクには辛い教科だったのだが、最近になって中学生の頃の教科書を手にとって見た。
そこには、ちゃんとあったのだよ法則が。

ボクは何事につけても法則を作って考えていく思考の持ち主なので、ルールがないと世界を把握できない。逆に、ルールさえ飲み込めれば視界が変わる、というのがいつものパターンなのだけれど、果たして英語の世界においても、そのパターンは通用しそうだ。

なんといっても中学生英語、それくらいで何をそんなに興奮しているのっ?って感じだが、ボクにとってはかつて挫折した道だから、今以前には入ってこなかった世界の枠組みみたいなものが見えて、とても嬉しい。

案外小学生や中学生の頃の教科書ってためになることが書いてある。音楽の教科書をみてつくづくそう思った。先生に習う色々なことはすでに、小学生の教科書にも触れられていたりするのだ。

今度実家に帰ったら、美術―図工の教科書も探してみたくなった。


2005年07月13日(水) 志は共に

ボクはある仕事をしていて、組織上ニアミスするけれど違う職種の人に会った。ボクはその人の職場に出向いていって、見学させてもらう立場にあったのだけれど、その人は、今の社会の現状を語った。

その内容は、お役所の内情めいたことが多く絡んでいで、沢山のことが間違っていてっそれがどうしようもないということと、それに関わるボク達の力不足なども指摘された。そのとおりだと思いながら、色々ボクからも質問したのだが、立場は違っても志は驚くほど同じだった。

ボクが普段どんな風に仕事をしているか、その人はさっぱり知らないから、ボクは言われるままに言葉を頂戴してきたけれど、本当は「貴方の気持ちと同じ気持ちです」と伝えたかった。

こうだったらいいのにという真理みたいなものがある。だが、そこにはおいそれと辿り着けないのだ。皆が皆、やりとげる能力を持っているわけじゃないし、国家予算だってやりくりしなくちゃならない。ボク達末端は末端ならではの文句を並べ立てているけれど、お上にはお上の苦労があるだろう。

そのまた上になると、つまり政府のレベルになるともうなってしまうけれど、彼らは彼らで決めることが一杯らしくて、現状など視界にも入らない。あまり批判めいたことを書くのは好きじゃないけれど、このままでは社会がますます病んでいくな、と思いながら、その場を後にした。


2005年07月12日(火) ニンジン嫌い

いつも、ヴァイオリンのレッスンは夜にあるのだけれど、先日珍しく朝からレッスンをしていたら、ピンポーンとチャイムがなった。

今日は宅急便も何も来る予定がないのにな・・・と思いながら相方がインターホンにでてくれたが、すぐに怪訝そうな顔になったので、招かれざる何かが来たと解った。

ボクは、追い返す天才だ(と自分では自負している)。具体的には、相手を言い負かすことを得意としている。
このときも、相方が何も言わないうちにインターホンを変わった。


相手:こんにちは、ニンジン倶楽部です
ボク:あーーー、ニンジン嫌いなんです(1オクターブ下がる)
相手:え?野菜嫌いなんですか?
ボク:ニンジンは大嫌いです

そこでボクはスイッチを切ったけれど、スイッチが切れたことに気がつかない相手はもうしばらく1人で喋っていた。後でポストを見たら判明したのだけれど、ニンジン倶楽部っていうのは野菜の宅配みたいなものだったのだ。ボクは真剣にニンジンが好きでないから、心のままに答えたのに、この会話、先生にはとてもおかしかったらしく、しばらくヴァイオリンを握ったまま笑い続けていた。せめて、パンプキン倶楽部とか、ポテト倶楽部とかにしてくれたら、もう少し話を聞いてあげたのに(結局断ったけれどね)。

※カレーライスに入っているニンジンなら食べられる


ロビン