カウントシープ
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相方は沖縄の人なので、我が家では普通にゴーヤを食べる。最初はあの独特の苦味に辟易していたボクも、今では美味しく食べられるようになった。辛いものにチャレンジし続けると段々辛さに慣れてくるように、苦味も段々慣れてくるようだ。
此方では売っていないが、沖縄では糸瓜(ナビラーという)も食べる。普段束子になって薬局に売られているのを見ると、相方はもったいないと呟くのだが、食べてみるとなかなか美味しいので、そういいたくなる気持ちももっともだと思う。
健康&沖縄ブームによってか、最近は普通にスーパーでもゴーヤが手に入るようになった。あまりいいゴーヤじゃないと文句をいいつつも、気軽に手に入ることは有りがたい。(いいゴーヤとは、緑の色が濃く、とげとげがしっかりしているものを指すようだ)。 苦味が苦手な人は、薄くスライスすることと、塩水に少しの間つけておくことをお勧めするが、食べ慣れてくると苦味がないと物足りなく感じるみたい。ボクもあまり苦いものは苦手だけれど、段々慣れてきたのか、最近は苦味が足りないと食べた気がしなくなっている。
一番良く出てくるのはゴーヤチャンプルーだけれど、おにぎりに挟んでも美味しい(もちろんポークも一緒に)。食べたこと無いけれど、天ぷらも美味しいらしい。
どうしてもチャレンジする気になれないのが、ゴーヤジュース。ミキサーにかけて、蜂蜜で甘くしたり、林檎とミックスジュースにするそうだけれど、これだけは飲む気になれない。身体によさげな雰囲気は十分伝わってくるのだけれどね。
2005年08月12日(金) |
insect world |
毎日朝と晩に、庭に水撒きをする。
そのお陰か、夏の日照りを前に植物はぐったりするわけでもなく、青々と生い茂っていて、早くも剪定しなければいけないものも出てきた。 その小さな緑地帯に、色々な虫が生息している。あまり虫は好きじゃないのだけれど、水を撒いているとあちこちから飛び出してくるのだ。
まず、2メートルも背が高くなった植物(↑画像/名前は知らない)を、蟻が登っていって、花の蜜を回収している。何処かに巣があるに違いないが、まだ見つけられない。
時々土が不自然に盛り上がっているのは、ミミズの出入りした跡だ。最近は見かけないが、梅雨の頃にはミミズのミイラを山ほど見た。
バッタ(おんぶバッタ、もしくはしょうゆバッタ、頭が三角形のスリムなや つ)も、水をかけてると飛び出てくるものの一つだ。彼らも突然の降水に驚いただろうが、こちらも結構ドキドキする。これらはいつも同じ茂みから出てくるところをみると、縄張りがあるようだ。
虻?らしきものもいる。これは庭に立っている木の杭の穴をねぐらにしているようだ。蜂とも違うような気がするが、これはできれば庭から出ていって欲しいので、相方が毎日巣を水攻めしている。
蝶々もやってくる。モンシロチョウクラスの小さなものから、黒に青が入った綺麗なものまで、やはり蝶々は優雅だが、数ヶ月前には不気味な芋虫だったこともチラリと頭を掠める。あちらこちらに芋虫に食われた跡があるから、我が家で生まれ育った蝶々なのかもしれない。
あちこちにひっそりと蜘蛛も巣を作っているけれど、蜘蛛はいい虫だというから(虫じゃないか)、目立つところに作っていなければ撤去はしていない。
突然バタバタ凄い羽音がして、振り向いたらトンボが一匹遊びに来ていた。夏のトンボを見かけるのはとても久しぶりで、ちょっと嬉しかった。
※バッタって英語でgrasshopper、grassは草、hopperはぴょんぴょん飛ぶ虫
大人になると夏休みという区切りがないけれど、子供達にとっては夏休みの半分が過ぎようとしている。それはちょっぴり寂しくて、そして宿題という二文字がのしかかってくる時期であろうか。ボクは毎年夏休みの宿題は先に済ませておくほうだったから、この時期は読書感想文に取り掛かる頃だったように思う。
最近は蝉の声も一段と姦しい。今日も、歩きながら電話をしていたら、相手の声がさっぱり聞こえないくらいによく鳴いていた。相方は、この声を聞くと暑くなるとぼやくけれど、ボクはあまりそう思ったことはない。
相方の故郷ではクマゼミが主流らしいが、どんな鳴き声なんだろう。と、思って辞書を調べたら「しゃあしゃあ」という鳴き声らしい。
その蝉だが、最近は頻繁に屍が落ちていて、散歩のたびにうっかり踏みそうになって怖い。何しろ、人間の足だけでなく犬3頭=足は12本の面倒を見なくてはいけないのだから。 さらに、突然けたたましく鳴きながら、ぶつかってきたりするので油断ならない。ボクはそれ程蝉自体は怖くないし、摘むことだってできるけれど、突然の攻撃にはたじたじしてしまう。
でも、もっと困るのは、顔の前を飛行していく蝉を、犬がパクリ!と食べようとすることだ。ヨーゼフのカタツムリじゃあるまいし、虫を食うのは勘弁して欲しい。野性の犬だったらトカゲとか虫とかでたんぱく質を摂っているのかもしれないけれど、あとで犬の口から蝉の残骸とか出てきたら、トラウマになりそうだ。
※cicadaは英語で蝉のこと 蝉はカメムシ目らしい。
ロビン
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