カウントシープ
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2005年10月06日(木) ダンス

ワルツのステップと書いたけれど、くるみ割り人形自体がバレエ音楽なのだから、当然踊りだってバレエチックなものになるのかしら?

ボクはダンスのことは全然知識がないのだけれど、たぶん一般的にはワルツのステップというのは、社交ダンスなんかで出てくるようなステップじゃないのかしら?『Shall We Dance』みたいな感じの。
あるいは、『サウンド・オブ・ミュージック』の中で開かれるパーティで踊るステップみたいな(マリアが子供達と踊るシーンはお気に入りのひとつ)感じだろうか。

社交ダンスは西洋では嗜みのひとつなのだから、バレエのように鍛え上げた人にしか踊れないものではなかろう。誰もがトゥ・シューズを履いて踊れるわけじゃないし、踊りというのは別に貴族の特権でもなく、農民が春や収獲を祝うときに心から楽しんだ類のものなのだ。
ボクは、踊れるようになりたいというわけじゃないけれど、自分がこうして今ヴァイオリンでガボットやメヌエットといった踊りのための曲を練習していると、この曲でいったい昔の人はどんなダンスをしたのかしら?って思えてくるのだ。




2005年10月05日(水) くるみ割り人形

チャイコフスキーのくるみ割り人形の第二幕には、チョコレート、コーヒー、金平糖といった食べ物の妖精が踊る小さな曲が続く。それぞれ、スペインの踊りとかアラビアの踊りとか、中国の踊りとかいう異国のサブタイトル(?)がつけられているが、実際にこれが中国っぽいか、アラビア風かといわれるとけしてそうでもない。これは、当時(1800年代後半)チャイコフスキーが、訪ねたことのない遠い異国を想像して書かれたものなのだ。

遠い、といっても、彼の祖国ロシアと中国は隣接している。だが、ロシアは確実にヨーロッパに歩み寄っていき、あまり東洋の文化と交わることはなかったのか?いずれにせよ、微妙に異国情緒が漂うこれらの曲は、なかなかユニークで面白い。

いつか、バレエを見てみたい。花のワルツのステップとか、すごく見てみたい。


2005年10月04日(火) ホットケーキ

ふらふらと本屋を歩いていたら、ちびくろサンボのホットケーキ(うろ覚え)が表紙になった料理本を見つけた。あの、おいしそうなバターで作った3段重ねのホットケーキだ。
ボクはホットケーキが好きだし、こんな本ができるからには、おそらくみんなもホットケーキが好きなのだろう。ボクの母親は料理をからきししないからお菓子なんか論外で、よその家のママはきっと沢山ケーキとかプリンとか焼いてくれるんだろうと思っていたけれど、それはボクの幻想で、普通のママはみんなケーキを焼いてくれるわけではなさそうだ。

ホットケーキの素晴らしいところは、フライパンひとつで、冷蔵庫にある材料でできてしまうことだ。ケーキを作ろうと思ったら、卵と小麦粉とベーキングパウダーと砂糖とミルクとケーキを飾る材料と、作るための道具がいくつか必要で、それだけでもう諦めたくなるというのに、ホットケーキは卵とミルクとホットケーキミックスだけ。それでもって出来上がりは熱々のおいしいキツネ色というんだから、もうホットケーキ万歳って感じだ。

書いていたら食べたくなってきたけれど、ホットケーキは早起きできた日曜日の朝(※相方が早起きした、の意)だけの楽しみだから、次の運のいい日曜日の朝までお預けだ。


ロビン