カウントシープ
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最近は髪が伸びてきて、特に美容院に行くわけでもないから、ほとんど野武士状態で延びてきている。ストレートな髪なので、ふわふわとやわらかくウエーブがかって伸びてくれないのが残念−ボクは本当はそういう髪の毛になってみたいと思っているのだけれど、まあ髪に対する不満を述べたら満足している人は一人もいないというからね。
で、伸びた髪はとても邪魔で、普段は結んでいるけれど、髪の毛がつるつるだからすぐに結わえたゴムが滑り落ちてくる。ブリーチかけていたときはちゃんととまっていたから、痛んですべりが悪かったということなのだろう。いつも茶色に染めていたけれど、本当は烏みたいに真っ黒の髪なのだ。
もう少し伸びたら、編んだり結わえたりできそうだ。自分でも、長い髪の自分なんて想像つかないけれど、どんな風になるのかしら?
急に寒くなったのに、先日から職場に泊まり込んでいたボクは、パーカー一枚しか着ていなかった。昨日の朝からあんまり寒いので、職場のどこかの窓が開けっ放しなんじゃないかとあちこち点検してみたけれど、どこも空いていない。急に寒気がきたようで、一日寒い寒いと震えていたら、案の定少し風邪気味になった。
夜には雪も散らついたようだが、ボクは霙をみた。数日前の夜の散歩のときも寒さが深まったとは思っていたけれど、急に雪レベルまで寒くなるなんて!みんなが暖かそうなコートを着込んで出勤する中、ボクは一人惨めな気持ちになった。寒さは心をも冷やすようだ。
それでも冷たい空気と比例して空はどこまでも見えて星が綺麗だし、張り詰めた空気の緊張感もけして嫌いじゃない。星にかんしていうなら、年間通して冬の空は沢山の星が見えるから、まるで空が広がったように錯覚するくらいだ。
同僚が、帰るときに職場においてあったダウンジャケットを貸してくれて、カイロをひとつ恵んでくれた。人の服を借りるのは照れくさいけれど暖かかった。
せっかくの休日だけれど今日は仕事で缶詰デー。なのでなので、せめてものと音楽を聴きながら、と用意したのはチェロの曲集。ヨーヨーマ以外でチェロの単独(またはチェロばかりの重奏)をじっくり聞くのは初めてだったのだけれど、チェロの音は本当に柔らかくて綺麗だ。
先生の演奏を見に、何回かコンサートに足を運んだけれど、オーケストラを眺めるのって本当に面白い。今は弦楽器に目を取られているけれど、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスそれぞれの動きを眺めているだけでも楽しい。ほかにも管楽器や打楽器、ハープなど、沢山の楽器が合わさってひとつの曲がつむぎだされていくのはとても感動する。
ボクなんて、先生と合奏するだけでもすごく心地よくって(しかし自分の音の悪さにはずいぶん幻滅もするのだけれど)、この快感を味わえるならどれだけでも練習したい!って思うくらいだ。誰かと音を合わせてひとつになるって、耐え難い魅力的な行為だと思う。
ロビン
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