カウントシープ
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2006年01月01日(日) |
いつものブレックファースト |
元旦の朝は恒例のイングリッシュ・ブレックファーストスタイルの食事を摂る。いつの間にかそういう習慣になってしまったが、今年は妙にお雑煮が食べたいな、とも思った。
沖縄では雑煮は食べなかったのか、相方はその存在を知らないし、ボクは知っていても作れない。おまけにボクの母親は大変に料理の苦手な人だったので、ボクが食べていたものも果たしてお雑煮だったのかどうか、怪しいところでさえある。 そもそも我が家では餅はあまり食べないし、鏡餅も飾らないから、鏡開きの餅を食べることもない。(ただし沖縄の祝い餅、ムーチーなどは食べる)
子供の頃、毎年決まって正月に、家でついた餅をくれる人がいた。正方形にきってある餅を、オーブントースターで焼いて、砂糖醤油と海苔か、黄な粉につけて食べるのが美味しかった。そんなことを考えながらも、
そんなことを思い出しつつも、大変に格好ツケでイギリス贔屓のボク達は、元旦からヨークシャー・ゴールドを啜っていたのだった。
昨日に引き続き失声中。金曜日の夜から寝込んで、実にこれで5日目になる。それでも何とか回復に向かっているのだが・・・ 相方も昨日から喉が痛いと訴え、どうやらうつってしまったようだった。こうなっては甘えてばかりいられないと、寒空の下犬の散歩に出かけた。
月曜日から雪がちらつくようになって、一段と空気も冷たくなった。反比例するように星空は美しく、月の光もまた美しい。冷たい空気は喉には悪いけれど、それをひいても眺める価値のある空だ。
ロシアの犬は寒いほうが好みらしい。けれど、ポーチに取り付けた水しか出ない水道で足を洗ったら、さすがに縮こまっていた。お前の兄弟は今頃白馬の雪の中だよ、と言い聞かせながら洗ったけれど、洗うボク達の手もかじかんで冷たかった。
昨日から仕事まで休んでいる。相変わらず風邪をひいていて、今日は朝から声が出ない。 その出ないというのが、笑ってしまうくらいに出なくって、休むという電話をしようにも、声が出ないから相手に伝わらない。一生懸命に名前と所属を伝えようとするのだけれど、そのうち相手も、悪戯と思ったのか、冷たい対応になってくる。 何とか伝えることができたが、声が出ないというのは大変不便なことだった。
例えば犬への号令。 我が家では犬達は、食事をするとき、「よし」といった声かけによって食べはじめるようにしつけてある。これを待たずに食べると皿が吹っ飛びボコボコにされるので、犬達は号令があるまでは身動きせず、ひたすら待っている。 今日もいつもと同じように「よし」といってみたものの、犬達にはかすれた声でぼそぼそとしか聞き取れないため、首をかしげて号令を待ちづつけているのだ。何度もよし、といったり、最後はジェスチャーで示してみたものの、犬達は困惑するばかりで、やっと食べ始めたときも恐る恐る、こちらの顔を覗き込みながら食べていた。
ロビン
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