カウントシープ
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今日はレッスンの日だったけれど、仕事も泊まり込みの明けだったので、夕方帰ってきた時点ではお風呂に入っていなかった。 ばっちいままでは先生の前に顔をだせないや!と思って、相方のレッスン中にシャワーを浴びることにする。 弦を直してもらうときとか、姿勢を正されるときとか、思っていたよりも結構接近する機会があるのだ。 弦を直してもらうときは、ボクの顔の前に先生の手があるので(ヴァイオリンは顎で挟んで持っているから)、先生の手にボクの呼気が掛からないように息を止めているのだけれど、これって気にしすぎかしら?
ボクは同性愛者だから、異性に近づくことはないし、先生もまた同性だ。だから、ごくたまに異性と握手とかする機会があると、なんていうか、久しぶりに異性の肌に触ったな、とか思ってみたりする。世界には男と女が半々くらいいるのに、こうして半分を遠ざけるようにして生きているって、なんとなく不自然な感じがするけれど、これがボク達のスタイルなのだ。
冬になると温かさを求めて、ファーストフードでもホットの飲み物を注文したりする。ファーストフードのホットティは大抵飲めたものじゃないし、コーヒーはあまり得意じゃないボクは、こういうときにはスープを注文したいところ。するとメニューはコーンスープかクラムチャウダーということになる。ボクはクラムチャウダーが好きだけれど、相方はクラムチャウダーが嫌い。正確には、クラムチャウダーの中に入っている貝の、砂が入っていてがりっとなるのが嫌いだそうだ。(だから我が家ではシェフの意向により貝のお味噌汁は出てこない)
今日は“丸1日職場に缶詰デー”なので、サブウェイのテイクアウトを職場に運んでもらったのだけれど、そこで持ってきてくれたのがコーンチャウダーだった。『クラムチャウダーじゃないの?』って聞いたけれど、コーンチャウダーって書いてあったと言い張る。ということは、クラムとチャウダーは切り離して考えたほうがいいだろうということで早速調べてみる。
ハウス食品のHPによれば、チャウダーとは小さめの具が入った、スープとシチューの中間くらいの煮込み料理だそうだ。以前からボクは、クリームベースのクラムチャウダーとシチューの違いがよく解らなかったが、具の大きさと煮込み時間にその差がありそうだと勝手に解釈。
クラム(clam)は、やっぱり貝のこと(多分ハマグリ)。 赤いトマトスープ仕立てはマンハッタン風、白いクリームスープ仕立てはニューイングランド風のアメリカのスープということが判明した。
雨の中コンタクトを買いに出かけた。 今までも使っていた、1ヵ月で交代の使い捨てコンタクトのストックがなくなったからだが、一応異常がないかということで、診察を受けなくてはならない。
藪から棒だが、ボクは、顔に何かが掛かるのが非常に苦手だ。例えばサイダーも、顔にパチパチ跳ねるのが嫌だから、コップに蓋をしてストローでなくてはいけないし、雨が顔に当たるのも嫌。プールで顔に水が掛かるのも嫌だし、シャワーのときも直接掛からないように気をつけていて、浴びるときは背後から浴びている。
突き詰めれば目に突然何かが入るのが嫌なのだが、そんなボクにとって、眼圧を調べるための検査はものすごく苦痛だ。 別に痛いわけじゃないのだけれど、突然エアがパシュっと出てくるのが怖くて、目を開けていられないのだ。自分としては精一杯見開こうと思うけれど、ものすごく沢山瞬きしてしまって、ちっとも検査にならないーーー
ということが過去の経験から解っているので、ボクは最初からその旨自己申告して、自分の指でまぶたをこじ開けて検査に望む。ところが、今日の検査機械は、ボクの手が僅かに邪魔をして、きちんと検査できない。検査技師のお姉さんは優しい声でなだめてくれるが、どうしても開けていられず、ボクがその一台しかない機械を占領しているものだから、ボクの後の検査の人がつかえて数人待っている状態に・・・! とうとう奥から別のお姉さんが出てきて、ボクの頭と目蓋をがっちり押さえて、何とか検査は終了した。
待っていた皆さんごめんなさい。本当にボクも恥ずかしくてもう逃げてしまいたかったのだけれど、みんなどうしてあんな恐ろしい検査が平気なんだろう?
ロビン
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