カウントシープ
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2006年03月08日(水) 増殖する種

一月に2、3回、植物の種をくれる人がいる。

と書くと何てことないように聞こえるかもしれないが、これは大変な回数で、このペースでもらうと毎週園芸、しかも新しく植え続けるだけの土もなくなってしまう。
それで、せっかくもらった種だけれど、全部はとても植えきれなくて、そのまま置いてある。

その中で、とりあえず植えなくっちゃと思うのが球根のタイプ、植えないと腐ってしまう。それに比べたら乾燥している種たちは、見た目は変わらないので少し放置気味。可愛そうだけれど、そんなに植えてばかりもいられないのだ。

この植物達、ラテン語で何か書いてあるけれど、いったい何が咲くのかさっぱりわからないのがミソ。くれる相手は植物の研究のお手伝いをしている人みたいで、その手の論文を投稿していたりするようだが、ボクのように、植物を枯らすことのほうが特異な奴に、よりによってどうしてこんなにくれるのだろう。

きっと其処にあるのは好意なのだろうけれど、ボクにとっては試練みたい。
植物が育つことは嬉しいけれど、育たないときの落胆だって、覚悟のうえなのだから。


2006年03月07日(火) めったに着ない服

ボクは肌触りを凄く気にする。だから買ったけれど着心地が悪いために着ていない服が幾つかあるし、体調によって同じ服でも着れないときもあって、今年はとうとうタートルネックのセーターが一度も着れなかった。

もちろん買うぐらいだから、デザイン的にはとても気に入っているので、手放すこともできない。そうやって着れない服をクローゼットに幾つかしまってあるのだけれど、時々引っ張りだしてきてみたりする。

短い時間なら少しくらいチクチクしても何とかなるし、家の中だけならいつでも脱ぐことだってできるから、そうして家の中でたまにめかし込んでいたりするのだ。

大抵は体にフィットしている、少しセクシーな服とか、妙に露出が高い服(例えばヘソが出ている)なことが多い。こういう時に限って、宅急便の人とか来るとちょっと恥ずかしい。いったいどうして宅急便の人って、バットタイミングを狙うのが上手いのだろう?


2006年03月06日(月)

昨日はゲストを迎えたので、ゲストに似合うような花を選んで飾った。

深い赤い薔薇と、少しアンティークな感じの上品なピンクの薔薇、合わせる花は青か紫の系統でまとめるように注文したのだが、出来上がった小さな花束は美しかった。今はドライフラワーにするため

誰かをイメージして花束を作るのも悪くない。ボクはあまり花の名前を知らないから、色で指定してしまうのだけれど、花の形と色と、どちらもとても魅力的な要素だ。ボクは庭に咲くなら、大輪よりも小さな小花が散っているほうが好みなのだけれど、木蓮の花を見ていると、大きな花も悪くない。

もし、あの虫達さえ寄ってこなければ、薔薇も育ててみたいのだけれど、これはもう少し植物に慣れてからの夢だ。


段々暖かくなって、庭の木々も少ずつ芽吹き始めている。門扉に絡みついた木香薔薇は、これから沢山の葉をつけるだろうし、その蔓もどんどん伸びている。少々乱暴なくらいに伸びてきて、あまりお行儀はよくない子だが、いつかは庭を彩ってくれるだろうと期待している。

去年はまだ若かったそれを子犬が散らしてしまったから、今年はきちんと守ってやらなくては、と目を光らせている。子犬はもう大きくなって、今では小さいとはいえないけれど、まだまだ子犬並みの悪戯をするのだ。


ロビン