雑 記
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真夜中のパン屋さん。 とりあえず2巻まで読了。 なにしろ図書館で借りているから、3巻目の順番が遠いです。
よくある話と言えばその通りで。 真夜中だけ営業のパン屋とその周囲の人々の事件や交流が描かれています。 さらさらと読めて楽しめます。 1巻では物語の舞台装置がきちんと整っていない感じで、もうちょっと、と思ったりしたのですが、2巻は格段に面白くなってました。 3巻が楽しみです。
常連客に覗きが趣味の変態氏やおかまのお姉さん等、イロモノ的要素も入って楽しめました。 2巻は軽いミステリー仕立て、の仕様なのですが、あくまでもミステリー仕立てということで、ミステリーと分類するのは違います。 なんだろう、描き方がミステリーじゃない感じ。 見るべきところは事件ではなくて、登場人物たちの思いや動きだと思うのですよ。
今読んでいるのは、湊かなえ、高校入試。 夜行観覧車が面白くて、それからの読者なので、まだまだ新参者なPLです。 この、高校入試は、書き方が…… 故になかなか物語の中に入れなくて苦戦中。 ちゃんと読み終わりますけどね。
某KOC方面のSNSで参加している創作モノに詰まっているので、こちらからリハビリ。 書きたいことは見えたのですが、しばらく文章綴ってなかったので、なんだかすっかりダメになってます。 一歩たりとも自己満足領域から踏み出せていないシロモノですけどね(笑)
お盆前まで決算書を作成していまして、これが結構慌ただしかったのでした。 6月末で締め切って作業するのですけど、肝心の申告書様式がなかなか送られて来なかったのです。 届いたの、8月7日だか8日でしたよ。 提出期限が8月末日でこれって……
これはあくまでも憶測ですが、『事故』があったのだと思います。 A4サイズの入る封筒ですから、角2くらいですかね、この封筒、何故か横にしわしわの上に両サイドがぼろぼろだったのです。 積んであった申告書入り封筒の山が地滑りでも起こしたのではないかと。 高いところから垂直に落として強い衝撃が加わると、横皺になり封筒の両サイドが破れるのではないかなあと思うのですよ。 あまりに大きな破れはセロハンテープで補修してありましたよ。 どの時点で起きたのは不明ですが、とにかく封筒を傷める何かがあったことは確実でしょう。 それで届くのが遅くなったのではないかと思っているのですけどね。
例年ですと、ヤダー忙しいーと言いつつも、片手間で別なことができる程度の余裕があったのですが、今年はさすがにそんなことはできませんでした。 お盆の辺りで書き上げたものをチェックしてもらうという段取りがあるものですから、申告書作成期間が一週間なかったわけですよ。 もちろん、帳簿の方は完成してました。 それでなければ到底間に合いませんから。
そしてまたしても、ええーと、どこから書くんだっけ?ってね(笑) 申告書ってね、左上から順番に埋めていくわけではないのです。 申告書本体を書くには付属の別表やらなんやらから攻めていかなければなりません。 元になる数値をあっちで起こしこっちで計算し、漸く転記という形なのですね。 手順さえ覚えてしまえば簡単にできるのでしょうけどね。 サービス業だし、設備投資もないので簡単な部類です。
帳簿が手書きでなくなった分、ものすごぉぉぉぉく楽になりましたしね。 そう、手書きで複式簿記ってね…… 転記ミス、計算ミス、その他諸々やらかしました。 申告書を書く以前に帳簿で精根尽き果てるという(笑)
今は、決算書と消費税申告書は会計ソフトが作成してくれるので、有難いです。 この会計ソフト、消費税率が変わると買い直さなければならないらしく。 まだ二期しか使ってないのに、勿体ない。 オンラインアップデートでは対応しませんと言われてしまいましたから仕方ないのですが。 ここらでソフト販売会社は利益を上げるのでしょうね。
とりあえず、生存報告でした。 今年の決算事情の報告になっちゃいましたけど。 また戦争RP、頑張らなくちゃ。
2013年05月23日(木) |
使用停止避け読書記録 |
しあわせのパン。 読み始めてすぐに安心できた。 とんでもない逸脱の予感もなく、淡々とお話が進んでいく。 最初から最後まで裏切られなかった。 日々を通してゆっくりと積み重ねられていく共通の記憶。 赤の他人、しかもたった二度しか会ったことのない二人が突然に北海道に移住してあったかいパンと美味しいコーヒーの店を始め……
あり得ないといえばその通りですが、この本は、そんなところに問題を見るべき本ではありません。 他人の縺れた糸を解きほぐすことで、自らの縺れも解かれていく、そんな話です。 喫茶店やホテルなど不特定多数の人々の集う場所での人間模様を描いた作品は多いです。 このお話もそういったものの中の一つなのでしょうが、軽い読み物にありがちなコミカルさはなくて、じんわりと染みてくる、そんな感じでした。 よいお話だったな。
次、珈琲店 タレーランの事件簿。 事件簿というタイトルからして、謎解きですよね。 タレーランという名の珈琲店のバリスタの、心の傷にまつわる事件を主軸として、ちょっとした事件を絡めつつ物語が展開していきます。 大変有能なバリスタであり、謎解きの達人であるヒロインと、ヒロインの淹れるコーヒーの味に魅せられた『僕』が少しずつ深く絡んでいき、思わぬ展開があって最後には……ネタばれは止めておきますね。
このバリスタ、客に一線を引いているという設定からなのでしょうが、会話文がしっくり来なくてですね。 人物像が掴めなくて、ミステリだからなのか?などとぼんやりと思っていました。 家人Aは気にならなかったと言っているので、これはPLの感じ方の問題かもしれません。
それと、読んでいて、おややや?と首を捻ってしまったのですが、トリックが……結構わかってしまったんですよ。 解こうしたわけでもないのに、あ、って。 PLは、基本、ミステリー読みながら謎解きするということをしません。 しないといいますか、『できない』ような気がします、そりゃもうひしひしと。 どきどきしながら読み進めて、『さて、みなさん』で終わるのが好きというのもあるけれど。 はまっていたのが新本格と言われるミステリーだったので、なおさらに謎解きは困難でしたしね。 この本は、なぜだか作者の意図が分かってしまって(笑) ああ、ここはこう勘違いさせようとしてるな、ってね…… どうも、私はこの類いのトリックは割と強いのかもしれない、と思えてしまった哀しい一冊かも。 と、思って読了した後に解説を読んだら、『このミス』応募作で、一席にならなかった理由が、トリックが弱かったからだと記されていて、あ、そーいうことかと。 手直しして出版されたようではありますが、PLの波長と合ってしまったのでしょう。 最初に分かってしまったトリックが形を変えて使われているので分かりやすかった、かなあ。 だからといってこれが駄目なわけではなくて、面白かったですよ。 そこは書いておかないとね。
犬が玄関で吐いてた! くっさぁぁぁぁぁ……
おまけにご飯タイムでエサを持っていたものだから、いつもの定位置にオスワリして……って、あーた、そこは、吐いたとこでしょうがあぁぁぁぁ……
玄関をタワシと水で洗い流し、寝床の敷物はざぶざぶと洗い、本犬も風呂場で足と尻尾と尻をシャンプーされ。 君、洗濯したとこ!分かってる?
ただいますぐ近くのバリケンで爆睡しております。 んーどこか具合悪かったのかなあ。 病気でなければ犬が吐くのはどってことないんだけど。 昨日打ったワクチンの影響ってあるのかな〜
今日は午前中に風花が舞ったのですけど、ちょうど玄関を開けてあって、降って来た瞬間を見た犬、がばっと起きて飛び出しぅわぉ!と一声。 あー背中の毛が逆立ってるよ、得体が知れなくて怖かったのね。 いつまで経ってもびびりだねえ(笑) 性格だからなかなかね。
……と、いう出来事はさすがに無関係だろうなー
読了しました。 時間かかってしまったなー 涙なくして読めないですね……
面白いんだけど、内容が重たいので息切れするんですよ。 物語の中に入り込み過ぎてしまうんですね。 お話としては重たくないんです、読みやすいですし。 内容がね…… 特攻隊の話ですから、やっぱり、日本人としては考えさせられます。
長崎の原爆記念館に行ったときも重たくて重たくて、館内の空気までもが重たくて、どうにかなりそうでした。 哀しいとか、そういう気持ちではなく、なんと表現すればいいのか。 呼吸するのも苦しいような。 逆に爆心地は、何かすこーんと抜けた感じがして。 悲壮感はないんですよ。 行った日は、雲一つ無い快晴で、青空が目に染みました。 これはPL個人の感想ですから、鵜呑みにしちゃいけませんよ。 でも、記念館の印象は割とPLと同じように感じる人はいました。
永遠の0。 零戦の戦闘シーンは心躍っちゃいました(笑) 物語は、メインの筋として、名前しか知らない祖父の零戦乗り時代の話を生き残った同じ部隊所属の人から聞き取り調査をしていくのですが、それにエピソードを絡めていく感じ。 最初は臆病者と言われ、心中複雑な孫二人なのですが、ラストで思わぬ事実が明らかになっていきます。 興味があるなら是非に読むといいですよ。 ちょっと分厚いですけどね。
次は神様のカルテ3かまほろ駅前番外地か。 それとものぼうの城かなー 神様のカルテは、今頃と言うなかれ。 図書館だと順番待ちがとんでもないので、親類筋から借りたんですよ(笑) なかなか会えない親類なのでこんな時期になってしまったという。 それなら図書館で借りた方が早かったんじゃないの?と言われれば……そ、そうかもっ(笑)
溜まるけど置き場所のない本は、買わないようにしているのですが、家人Aが読書に目覚めてくれたおかげで、平積みされるような話題作は読めるようになったんですよね。 文庫限定ですが。 家人Aはご多分に漏れず、戦国時代スキー。 それであれですよ、うちの犬の名前も『らんまる』ちゃんなのです。 腐女子的意味はないので……家人Aは男子なのでね。 ヤツは腐女子という言葉を知っているかどうかもアヤシイ(笑)
ボーダーコリーのらんまるちゃん。 もーかわいくてかわいくてかわいくてどうしましょう、ってくらいの犬馬鹿がここに。
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