| 2003年01月13日(月) |
藤原和博『お金じゃ買えない。[よのなか]の歩き方� 戞覆舛�ま文庫) |
藤原和博『お金じゃ買えない。[よのなか]の歩き方� 戞覆舛�ま文庫 2001年9月4日 第1刷発行 580円 222P) サラリーマンの最先端を疾走した著者がメニエル病発症を期に人間としての幸福に目覚め、さまざまに試みる。この本もある意味冒険の書である。そうしたくともできないという人が大勢のはずである。 相当に勇気と信念もしくはいい加減さが必要とされる。 考えさせられる一書であり、じっくり読むべきものという気はする。
昨日までに入手した本。 グレッグ・ルッカ(訳=古沢嘉通)『守護者 KEEPER』(講談社文庫 876円 P528) 和田誠・川本三郎・瀬戸川猛資『今日も映画日和』(文春文庫 629円 442P) 松本賢吾『窮鼠』(双葉文庫 600円 334P) 泉鏡花『泉鏡花集成4』(ちくま文庫 880円 485P) 泉鏡花『泉鏡花集成6』(ちくま文庫 980円 534P) 佐伯泰英『秘剣瀑流返し 悪松・対決「鎌鼬」』(祥伝社文庫 590円 314P) 佐伯泰英『花芒ノ海 居眠り磐根江戸双紙』(双葉文庫 648P)
今日入手した本。 宮島茂樹『不肖・宮島 踊る大取材線』(新潮文庫 781円 594P)
明日から金曜日までとても書けそうもないので(読めそうだが)また土曜日か日曜日にまとめることにする。
| 2003年01月12日(日) |
青山南『この話、したっけ?(インターネットでこんなに読めるアメリカ文学)』(研究社出版) |
青山南『この話、したっけ?(インターネットでこんなに読めるアメリカ文学)』(研究社出版 2001年2月15日 1500円 202P) 題名にある通りアメリカ文学に関心のある人なら楽しく読める。ある意味、ゴシップ集で、二ページで一つ、合計百個の話題が手短に紹介されている。繰り返し読めばアメリカ文学の消息通になれる。 ショックだったのは、あのマキャモンが小説を書くのをやめたという記事。文章を生業とすること自体やめたということだろうか。またひそかに再開したということはないのだろうか。
| 2003年01月11日(土) |
小野不由美『華胥の幽夢』(講談社文庫) |
小野不由美『華胥の幽夢』(講談社文庫 2001年7月15日第1刷発行 648円 342P) 「冬栄」「乗月」「書簡」「華胥」「帰山」の五編からなる短編集。十二国記シリーズの続編が出るまでの渇きを癒すまでには至らない幕間的なエピソード集である。これでは飢えは増すばかりだが、去年は音沙汰なし。 構想が壮大すぎてもう作者の手に負えない怪物的物語と化すばかりで、あとは登場人物たちの自主性に任せるしかないのかもしれない。一種の思想小説ともいえるから納得できる物語を考え出すのは困難であるはず。いつのまにかものすごく重い作品になってしまったような気がする。
| 2003年01月10日(金) |
内田樹『「おじさん」的思考』(晶文社) |
内田樹『「おじさん」的思考』(晶文社 2002年4月10日初版 6月20日5刷 1900円 260P) 世間の目を気にして言い難いことがいっぱいある世の中にそれとなく現れたある意味奇矯な救世主がこの筆者である。論理に説得力があるので文句なし。ホームランというよりは2塁打を連打して溜飲を下げる、実に軽妙でありながら渋い書き手と思われる。一種の放言が研究者的理論に裏打ちされているのか的確かつ強烈。文章にもこの著者の人柄が滲み出ていて忘れがたいものがある。 大学におけるセクハラを話題にした「教育とエロス」と巻末約70ページに及ぶ夏目漱石とその作品を扱った文章が印象的だった。 もうすでに結構な評判を呼んでいる本らしい。確かに昨年を代表する本の一冊と言ってもよいと思った。
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