ニャンでも日記



空蝉

2001年08月02日(木)

テラスにたまたま迷い込んできたアブラゼミが茶子に見つかった。 見知らぬ侵入者への攻撃は相当なもの。 ばたばたと羽を広げて飛び逃げようとする寸隙を逃さず執拗な攻撃に蝉も飛びたてなくなった。 可愛そうだから逃がしてやろうと立ち上がったら蝉をくわえて一目散に家の中に、、、。 台所の板の間に蝉を寝かせてじっと見張っている感じ、、。 リトの方は攻撃こそしないが、茶子がすることを一部始終観察をしている。 それにしても性格の違う猫だ。 驚いた。



2001年08月01日(水)

めっきり雀を見なくなった。 1年を通じて考えてみると身の回りにいるのは鳩やカラスやツバメの類で雀を見る機会がほとんどない。 なぜだろう? 田舎に行けば数多くいるのだろうけれど、それでも以前は近所の木々に雀を見かけたものだ。今日はふと、こんなことに疑問が湧いてきてしまった。


校歌

2001年07月31日(火)

ひょんなことから、ある高校の校歌を聞いた。 大概の高校の校歌は似通っていて結局は母校賛歌の感じになっている。 その点、寮歌はニュアンスが違うようだ。
旧制第一高等学校の寮歌や旧制三高の寮歌の類は力強さに溢れている。 歌うと自然と勇気が湧いてくるような、そんな感じがする。 僕は圧倒的に寮歌の方が好きなのである。 詩吟の好きな理由の原点がここにあると思っている。


猫ちゃんと雷鳴

2001年07月30日(月)

あれほど、威勢のいい茶子(愛猫1歳)も雷には萎縮してしまう。 テラスに鳩などが侵入してくると襲い掛かる猫がである。 調べてみると猫の耳は人間の何倍も先の音が聞こえるそうである。 従って、付近を直撃するが如き、雷鳴を聞くと家のどこかに隠れてしまう。 この仕草が真剣そのものだから、ちょっと異様な気がするが、猫にとっては死に物狂いの逃げざまなのかもしれない。 ただ、ひとつ年上の里飛ちゃんは少し、様子が違う。 雷鳴を怖がるのは同じだが、雷鳴が遠ざかると、どこからか、出てきて空を見上げる。 猫にも性格の違いが歴然としている。



2001年07月29日(日)

各地で祭が開催される頃になった。 盆踊りには東京音頭が必ず、聞かされる。 ノリがいい曲だからだろう。 かつて、青森のネプタ祭、秋田の竿灯祭、大阪岸和田のだんじり祭、神奈川平塚の七夕祭、秦野のたばこ祭、伊勢原の道灌祭、神戸の港祭、、、いろいろ見てきたが一番印象に残るのは岸和田のだんじり祭だった。 なにしろ、おっりゃ、おっりゃ、おっりゃ、、の掛け声にあわせて走り始める山車のスピード感と山車の屋根の上で乱舞する晒し姿の男たちの勇姿がいい。


勝負

2001年07月27日(金)

この頃、やっと勝負感が分かりかけてきた。 勝負は時の運、、と言うがそうではない。 自己との戦いである。 辛抱するときは辛抱し、相手の挑発などに決してのらない不屈の精神が要求される。 将棋などをやっている時は運の要素など皆目ないから100%自分との戦いであるが、それに引き換え、麻雀などは運がかなり左右するような錯覚を抱く。負けると座った場所が悪いと嘆く。これは世の中に生れ落ちた場所を嘆いているようなものであり、なかなか立ち直れない。 それならいっその事、生まれなかった方がいいのだ。 悪ければ悪いなりに辛抱が肝心だし巡り来る春を待っておれば必ず、春は来る。所詮、絶対的に常勝なんぞ難しいのだし、要は数少ないであろうーこれこそ運の要素ー運を悪運にするか良運にするかが紙一重のわかれ道になっており、これが勝負感であり、その人の実力なんだと思う。 負ける人は自分との心の戦いに敗れたのである。 負けるべくして負けたことを場所のせいや運の無さにあてつけてはいけない。 負けた人は弱いのではないし運が悪いのではない。 自分の心を律し切れなかっただけのことである。また勝った人は自分が強いのではなく、たまたま、他の者が勝ちを捨てる勝負に挑んだ結果から御利益を頂いたに過ぎない。 勝った者は己の心をほどよくコントロール出来た者であり、負けた者はコントロールする意欲が無かっただけのことである。


押し付けメール

2001年07月26日(木)

くだらない出会いサイトのメールが携帯を鳴らす、、。 繰り返される馬鹿げた押し付けメールは非常に腹が立ってならない。 返信で怒るにも返信を受け付けない一方通行になっている。 メールアドレスを変更したら、もう二度と元に戻れないので踏みとどまってしまう。 世の中にはこの類の押し付け商法が蔓延りすぎる。
妙な時代だと嘆くのは自分だけか?


水戸黄門

2001年07月24日(火)

TVで放映している水戸黄門を偶々見た。 石坂浩二が主演の黄門なんだが、今までのストーリーの展開とは少々、違う。 何が違うかと言えば黄門の姿勢、言葉使いが非常に重みがあっていい。 かなり、見られる展開となっている。 脚本を書いている人が変わったのだろう。 出来栄えは以前よりはいい。 ただ、残念なことがある。 昨夜放映している場面なのだが、高遠が舞台になっているのに、あれはあくまでもセットだった。 高遠は城跡しかなく天守がないので、仕方ないにしてもどこにも高遠の町並みが感じられなかった。 北条時宗のTVは終わると現在の町並みを映して解説しているが、それだけのことで全然内容に効果が高まる。
水戸黄門は内容がレベルアップしているだけに背景がよくないので残念に思った。諸国を漫遊している黄門なんだが、景色は変わらぬ。 京都太秦の時代劇のセットだけでは面白みが半減してしまう。 刀を振り回して人を切っているのに血刀にならないばかりか、着物もいつまでも血で汚れない。 子供だましの活劇がはびこっていくようでは駄目。 筋書きが良くなっているだけに残念な気がした。


北条時宗

2001年07月23日(月)

NHKの大河ドラマは以前、春の坂道を見ていただけで、久しく見ていなかったが、この北条時宗はなぜか、最初から毎回見ている。 鎌倉の時代背景があまり知らないから非常に参考になる。 特に一見、ひ弱そうな時宗が時代の流れに否応も無く対応して成長してゆく様は見ていて、一体、蒙古をどう処理したのか興味をそそられる。 もっとも、二度にわたる台風のせいで、蒙古の軍船が壊滅して言ったという知識しか持たないので、事実、そうであったのか、時宗がどう対処していったのか早く知りたいものである。 その時代、日本が蒙古に踏みにじられていたら、おそらくは今の日本の繁栄はかなり違った方向に進んでいったろうと容易に想像できる訳だ。


DVD・Proof of life

2001年07月22日(日)

プルーフオブライフというタイトルのDVDを鑑賞した。 メグライアンが好きな女優なので何となく見てたら相手役の男の顔は知っているのになかなか思い出せないでいた。 この映画は人質奪回をテーマにしたアクション映画だが、なかなか、いい味の映画だと思う。 見終わってからやっと男を思い出した。 グラデイエーターに出演していたRUSSELL CROWEではないか! 人質交渉人と奴隷剣闘士とでは役柄が全く違うがラッセルクローの表情は重厚な重みがあっていい。

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