ニャンでも日記
2002年01月14日(月)
テラスから垣間見える丹沢の稜線が
茜色に染まり始めると
物干し竿のワイシャツが
凍えそうな感じで夕風にたなびく
私はやおらテラスに出て
昨日したように
洗濯物をせっせと取り込み始める
まだ、、
乾いていない肌着の冷たさに
一日の時の早さを感じることの繰り返し
ふと
私は今していることが
昨日と何も変わっていないことに
苦笑を覚え始める
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2002年01月13日(日)
ほんの一滴であった君が 長い年月をかけて大河となる
なんの不思議はないけれど 君は流れのままに 身を委ねー やがて大海に吸い込まれてゆく
岩山をくぐり、森林を横切り 平野をくねぐねと縦断し その方向は天意のまま
風に逆らうことなく 水草と魚にその居場所を提供し 尚、また とうとうと流れ去って行き 途絶えることもない
これが、大自然の水の摂理
水のある風景ほど 神秘的で なお 現実的なことはない
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2002年01月10日(木)
いつの間にか欄干に陽が差して
テラスいっぱいが茜色に染まり始めると
鉢植えのパンジーやアジタンタムが
力いっぱいに背伸びし、新たなる息づかいを
はじめる
幾たびも、めぐり来る
季節の中での生命の営み
なんの狂いもなく
時は刻まれ
風雪と共に季節は過ぎてゆく
私はなんの躊躇もなく
愛する猫と一緒になって
高層のテラスに降り立ち
じっと、天空の陽を見つめる
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2002年01月07日(月)
待望のNHK大河ドラマ(利家とまつ)が始まった。利家を唐沢寿明が演じ、語呂合わせみたいにまつを松島奈々子が演じている。古都・金沢の繁栄の礎になった夫婦の物語である。反町隆史の織田信長がなかなかいい。GTOの教師役だったころの彼を彷彿させている。更にはそれだけで主役になれるスターが脇役に回っていて興味が持たれる。初回を見て、、うん、これはいけると思った。1年と言う長い物語だが、見れるだけ見ようかなと思った。
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2002年01月06日(日)
何時の間にか
過ぎ去って行った想い出の数々が
月日を重ねる毎に薄らいでゆく
つかの間の歓喜のひとときと
一抹の別れの寂しさを
君は決して忘れてはいるまい
あれほどに育んだきた絆とその証を
今更
みちのく郡山に捨て去りはできまい
だからこそ
この世に等しく生を受け
違いすぎた環境の変化の中で
星の数ほど想い出を残してくれた君に
今宵こそ
きっと言える
さらば郡山と、、、
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2002年01月03日(木)
いつものように窓をあけて
胸いっぱいに朝の空気を吸い込む
透き通った鳴き声を残しながら
小鳥たちが追いかけっこをしている
この繰り返される朝の光景が
私はたまらなく好き--
今日も
きっといい出逢いがあるかもしれない
思いもかけぬ幸せをつかめるかもしれない
私はやおら、窓辺に立って
至福の喜びに浸り始める
そうしていれば
やがて東の空からあかね色に輝いた陽の光が
部屋いっぱいに、ふりそそいでくるに違いないから
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2002年01月01日(火)
ここ数年の間に、お年玉付年賀状をもらう枚数がとみに減ってきた。これはデジタル画像を使ってフォトカードでもらうことが増えたからだと思っていたが今年は圧倒的にメールでの年賀が多くなった。画像付でのメール便なんだがこれが結構、いいのがある。従来、葉書でもらう方がいいと思っていたがメールの方がいいような気がしてきた。素敵なのがくればコピーしてすぐに生かせるし保存も自由に簡単にできる。今後はこれが主流になるかもしれないなと思い始めた。
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2001年12月30日(日)
期待して見たのに、この前のキムタク主演の赤穂浪士は全く、お粗末な内容で話しにならなかった。随所に見せるべき見せ場がなくて面白みに欠けた。脚本がなってない。最後まで見ずにテレビを切ってしまった。
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2001年12月28日(金)
もともと、古風な人間だとよく言われるが、まさか、そのせいでもないが僕は時代劇が非常に好きだ。今の時代、大御所と言われた時代劇の俳優がかなりいなくなって茶の間はめっきり、その類の映画は放映されなくなった。偶にビデオが出ると借りてきて見るのだが、あまりいいのがない。過去の例でいくと「柳生一族の陰謀」とか、「雨あがる」とか「燃えよ剣」がなんとか僕の期待に応えてくれたが、、、。洋画が中心な世の中なので、つい洋画を多く見るのだが、愚作も多い。 ラッセル・クロー主演のグラデイエーターはなかなか良かったが、ただベン・ハーを彷彿させる作品であった。最近、劇場でやっていたパールハーバーは戦争映画と言うよりも恋愛映画の感がしたが、恋の展開が今ひとつ、お粗末な筋であった。今日、テレビで1/47という映画が放映される。赤穂浪士47士の中の堀部安兵衛を中心に描いた作品でキムタクが主演と言う。さて、時代劇の好きな僕の期待に応えるか、、夜の上映時間が楽しみではある。
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2001年12月27日(木)
エレベーターのタラップを降りた時から そっと歩いて行く 玄関先で鍵音をさせないように 扉を開く やっぱりね 茶子のにこやかな顔 リトの愛くるしい仕草、、、が僕を迎える 靴を脱ごうとしている矢先 ふたりが体を摺り寄せてくる ああ、この瞬間,,じ〜んとくる感情 好きなパチンコもやらずに 同僚の麻雀の誘いも断り ビデオ店への寄道もせずに まっすぐ帰ってきた甲斐があったと
さあ、待っててね、あげるからね 缶詰を開ける音に あふれるばかりの喜びのたかまり
お腹すいてたんだね にゃお〜 わかった、わかったよ 順番だからね りとはおね~さんだから 待って 茶子が先だから
二人の並んだ食事風景、、、 じっと見ていて 僕もほのぼのとした 嬉しさを感じてくる
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