ニャンでも日記



夜行寝台列車・銀河

2004年06月20日(日)

東京ー大阪間を夜行寝台列車として走る(銀河)があるが、この(銀河)に乗り合わせた関係で、ある女性と知り合いになった。僕が社会人1年生23歳で彼女が立正大学2年生20歳の時だ。
1年ほど文通をして、その後、別れた。僕の優柔不断が彼女を遠ざけてしまった。その彼女の実家が三島市にあって、昨日、生まれて初めてこの地を訪問した。彼女の実家近くの三嶋大社に寄った。懐古の念に駆られて僕は愕然とした。胸騒ぎがしてならなかった。
僕はこの経験を基に小説を書いた。茜空の3部作でHPに公開している。いつかまた、逢いたいと言う気持ちがありながら現実的には不可能なのは分かっているものの、この地に来たら過去が高速に戻ってきたような錯覚をしてしまった。


The Sky

2004年06月18日(金)




行きずりに
出逢った風景が
脳裏を離れない

一生一度の風景の中で
悠久の時をひたすらに刻む

まるで幾10余年の時の流れが
たった、この瞬間に
凝縮されて
澄み切った青空に
引き伸ばされていく





覆水盆に帰らず

2004年06月16日(水)

一度やってしまった取り返しのつかないことを
(覆水盆に帰らず)と言います。
僕はこの言葉を永年モットーとしてきました。
自他ともこの信念を貫き、また、貫こうと努力
してきました。
でも信念っていうものは、ちょっとした切っ掛け
で揺るぐんですね。
この頃はなんか、この信念は重荷になってきました。

最近、宇宙に関する科学書を読んでいるんですが
そのせいかとも思ってるんですが生命の神秘に興味
を持ったからでしょうね。

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君よ

もう八方塞がりの隘路にいてはならない

凛として

激流に飛び込むを躊躇してはならない

たとえ、今日も苦渋の日が展開しえても

大宇宙の

寸劇の幕開けに過ぎないから

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昨日も今日も

2004年06月14日(月)

ー夕暮れのテラスにてー

林立するビルの狭間に
垣間見えていた
真っ赤な太陽が
徐々に丹沢連峰の稜線に隠れ始めると
高層のテラスもその暗さを増してゆく

さあ、もう、お家に入ろうよ
いつまでも遊んでいると風邪をひくよ
私は愛猫たちに優しく語りかけながら
一緒になって部屋の中に入る

そして、こうしていることが
昨日もそうであったことに
苦笑を覚え始める


愛猫たち

2004年06月10日(木)




夜の静寂をかき消すように
ギターを爪弾き始めると
隅で安眠を貪っていた猫たちが
そそくさと足許に忍び寄り
ふさふさした体を
僕の足元でわざとらしく
何度も擦りつける

茶子ちゃん
かまって欲しいのかな
りとちゃん
お腹減ったのかい

執拗に
繰り返される
猫たちの仕草に
僕はたまらなくなって
傍らにギターを置き
猫たちを
片方ずつ抱きかかえ頬ずり始める                       


朝顔

2004年06月08日(火)




僕は花の中でどんな花が好きかと問われると、朝顔と決まって
答えることにしている。


ハーモニカ

2004年06月07日(月)

僕はハーモニカを二本持っているがよく使用するのはCメジャーでは
なくAマイナーだ。要するにイ短調の方が好きな曲が多いからである。
母さんの歌、月の砂漠、ああ上野駅、坊がつる賛歌、青い山脈
わたしの城下町、酒よ、船頭小唄、波浮の港、古城、荒城の月
南国土佐を後にして、せんせい、祝い船、花かげ、美しき天然等
がよく吹奏するが、この中ではああ上野駅と月の砂漠が気にいって
いる。


富士五湖一日記

2004年06月06日(日)




親友と富士五湖に出かけた。一日で山中湖、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖を廻った。快晴だったので、どの湖からも富士山は見えた。
夏山をじっくり見るのは初めてだったが、冬山の富士とは全く感じが違うなと思った。冬山は人を寄せ付けない感じで、今見る夏山は明らかに手招いているようにも見える。
ついでに忍野八海と花の都公園に寄った。忍野八海は久しぶりの訪問であったが観光客でごったがえしていた。
花の都公園は全く作られた公園だ。入場して失敗したが周囲の富士山の麓の風景が非常に牧歌的でそのつまらなさを癒してくれた。


早朝の月

2004年06月02日(水)

目覚めて先ずはカーテンを開ける
いつもと変わりもしない朝焼けだったり
いつもと変わりもしない曇り空だったり
いつもと変わりもしない雨模様、、、
やはり、この輪廻転生の繰り返し

それが、今朝の窓からの風景は
幾分違って見えた
向かいのふた棟のマンションの間に
まんまるい大きな月が浮かんでいて
はじめは太陽かとまぎらうほどの
明るさをほとばしらせていて
今日は特別の日なんだと思わせぶりな風情

あわてて、カメラを出して
身構えると
ビルの谷間に隠れるように動く
シャッターチャンスを逃してはいけない
焦る気持ちを知っているのか
心もち、彼女はじっとしてくれた

今日はいいことがあるぞ
僕は幾分、幸せな気持ちになった。


ウリガ チョンマル サラン ヘッスルカ?

2004年05月30日(日)




原題の(ウリガ チョンマル サラン ヘッスルカ?)は、私たちは本当に
愛したのだろうか? という意味だそうである。
これはまさしく真実の愛について語りかけた愛の物語だ。元々、富と名声を
のみ追い求めて富豪の娘に接近した主人公カン・ジェホ(ぺ・ヨンジュン)
が年上の講師・シニョン(キム・ヘス)に真実の愛を見出していく。
白血病に侵された主人公・カン・ジェホが視力さえ失っていく過程は、冬の
ソナタのラストシーンを髣髴させる。特に最終回はどうなんだろうと思う。
今回はこのDVD集は半分だけで残りのDVDの入手はまだ先であるだけに
最終回はどうなんだろうとやきもきしている。

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