今日は何にも予定がないので起きるまで寝た。と言っても5時くらいには自然と目が覚める。
そして宿代に含まれている朝食バイキングをたらふく食べ、朝風呂に浸かる。チェックアウトまで部屋でダラダラ。最高やん。何にも予定の入っていない日曜日なんて何日ぶりだろう。調べてみたら2か月ぶりだったわ。
いろいろ思うところがあり、帰りはバスを利用することにした。旭川から新千歳空港への直行バスは時間が合わなかったのであきらめていたが、「旭川→札幌」「札幌→新千歳」と分けることができるということに昨日気が付いたのだ。
早速調べてみると旭川→札幌は30分毎、札幌→空港は10分毎に運行されていた。これや!
チェックアウトして旭川駅前のバス乗り場に向かい、バスに乗る。荷物も預けるので身軽に乗車でき、支払いもダッチ決済で楽勝。バスの中もそんなに混んでおらず、札幌まで2時間の快適なバス旅を楽しんだ。
さて札幌だが、今バスターミナルの建設中? とかで、乗り場も降り場もあちこちに分散されていて、まあ最悪だった。街中で突然降ろされ、そこがどこなのかもわからず。また空港行きのバス乗り場がどこかもわからず。なんとか探し当てたが、まあ一時的なのでしゃあないのかな。バスターミナルができるのを待ちましょう。
そして乗ったバスはなんと乗客3人。経営的に大丈夫? 補助金とか出ているのか? これで10分毎の運行?などはてなマークだらけだったが、どうやら市内を一巡して客を各所で拾っていくようで、たちまち満員となった。そして前も後ろも横からも中国語。強いねぇ。
で、鉄道だと40分の道のりを、なんとほとんど下道かつ回り道で1時間半と、快適とは程遠いバス旅になった。今後二度とチョイスしないだろう。
旭川に来て、行きたいところが二つあった。旭山動物園と神居古潭である。前者はアクセスがたくさんあるが、後者は車がないとほぼ困難で、そもそも車の免許を持っていない自分はその時点で詰んだ。
動物園へはバスが駅前からバンバン出ている。てめえもそのうちの一つに乗り込んだ。
駅から動物園まではのんびり40分くらい。正直整然とはしているが、代わり映えのない風景が続く。古代から紆余曲折を経てきた関西の都市とは異なり、いかにもシムシティ的なというか、「作りました」感があふれている。まあ開拓でできた街なのでしゃあないのだが。
めっちゃ混んでたら嫌だな、という予想はいい意味で裏切られ、いい感じに閑散としていた。まあ、もともとのパイが違うんですけどね。
しかし有名になっただけはあり、随所にいろんな工夫が光っていた。丁寧な説明文がたくさんあって、文章を読むのが好きな自分は結構ハマったのだが、内容が「生態系の維持は大事」「北海道開拓でいろんな『害獣』を絶滅してきたが、果たして正しかったのか?」的な説明が印象的だった。「それ言うたら人間が一番の害獣やんけ」と、てめえは関西弁でひとり呟いてしまった。いや、少なくともアイヌはほかの生き物とも共存していたかもしれない。
あと面白いと思ったのが、数か所に散らばっていた土産屋がすべて違う運営ということで「ここにしかありません」とすべての店に書いてあったこと。これはさすがにわざとでしょうね。こういう動物園や水族館はほかに知らない。
しかしこんなにのんびりと動物園を歩いたのも初めてじゃないだろうか。なかなかいい経験だった。
帰りも40分バスに揺られて帰った。気が付いたら爆睡していた。
いろいろ考えて、晩御飯は駅前のイオンで調達。昨日の経験から、一人で楽しめる食事処がなさそうだと思った。なんか北海道っぽい総菜を購入し、ビールで流し込みながらこんな駄文を書いている。しかしこのビール旨いぞ。サッポロビールの「伝説のホップ空知1984」で、北海道限定やろか?
仕事の関係で旭川にいる。コロナ禍後に可能になったオンライン参加も可能ではあるのだが、旅費が出るということで現地に赴くことにした。
北海道を訪れるのは人生で2回目。1回目は貧乏学生時代の話で、お金はないが時間だけはたっぷりあったので、舞鶴から苫小牧までフェリーでごろ寝の旅。2泊3日だった気がする。苫小牧着は午前4時くらいで、船を降りた暗闇の先で明かりを灯していた「なか卯」に感動した。まさか北海道で会うなんて。
そこからはひたすら18きっぷで南下。北海道のおいしいもの全く食べませんでした。最後は、今は無き大垣夜行。いやあ懐かしい。寒い時期で、雪道の小樽の街をとぼとぼ歩いたことだけは覚えている。
さて飛行機のチケットの関係で、神戸に前泊して神戸空港から新千歳空港に朝一のフライト。朝のポートライナーの激混みぶりには閉口した。後で調べたら、朝のポートライナーは山手線や大阪環状線より混むらしいね。
早めに空港に着いてラウンジでのんびりするつもりが、持ち込み荷物の中にうっかり缶切りが入っており引っかかる。カバンの中に入っていることすら忘れていた。面倒なことにいったん保安検査場の外に出て缶切りだけ預けなおした。
フライトそのものはとても快適で、窓側の席だったのでずっと景色を見ていた。北海道までは2時間くらいだったが、結構あっという間に感じた。
そして初めての新千歳空港。前回は船ですからね。JRの切符もあらかじめ買ってあり、乗り換えもスムーズ。旅のお供にガラナ系飲料を購入。
JRで一番の楽しみは、エスコンフィールドをこの目で見ることだった。車窓からだけだが、実際に見たら結構感動。そして最寄り駅の建設が絶賛行われていた。
結局旭川に着いたのが13時半くらいだったか。ただ移動しただけなのにもうこの時点で疲れてしまった。
そんなわけで、遅めの昼食を「蜂屋」で頂いた。この焦がしラードの醤油ラーメンは、正直初めて食べる味で、かなり面白かった。途中で卓上に置いてあったおろしにんにくを投入したが、焦がしラードの圧勝でニンニクの風味も感じず、ただ旨味だけが増えた気がした。なんだこれは。やっぱり個性的なラーメンは面白いわ!
で、用事を済ませて、今回の第二の目的である「ジンギスカン」を堪能した。これまた人生初ジンギスカン鍋。そう、マトンを炒めたジンギスカン定食的なのは何度もあるが、あのジンギスカン鍋を使用した焼き物は初めてなのです。
一人で入るのにかなりの勇気を必要としたが、かき捨てじゃないけど行ってみるもんだね。「初めまして感」ががっつり出ていたのか初めて食べる観光客がそもそも多いのか、はじめは解説付きで丁寧に焼いていただきました。いわゆるジンギスカンと、あと生ラム肉をいくつかいただいた。めっちゃ旨かったが、正直思うところあり、明日は行かないだろうな。いや、面白かったら二日連続もありかと思っていたのだが、面白くはなかった。
そしてこんな駄文を書いている。
というものを、身をもって感じた日。どうすんねんこれ。
と一か月を超えました。笑。
自分が子供の頃は、50歳ってもっとお爺さんだった気がする。自分がそこにいるのは驚きでしかないが、年相応の変化もあるのだろうなと思う。
数か月前ではあるが、ある暑い日、大阪府南部のある市にバイトに行った。ただ暑かった。午前中で仕事を終え、帰路に就いた。
暑いとは言っても大阪南部の暑さは京都のそれとは少し違う。暑さはマイルドで風が吹くと涼しく、全然過ごしやすいやんけ、とてめえは思った。
仕事を終えて外に出た。暑さが全身を包む。しばらく身を焼かれながら歩くうちに、喉のあたりに今まで感じたことのない違和感を感じた。
あれ、熱中症かな、というのが第一感だった。急いで移動し、日陰に入った。違和感はまだ続いていた。そもそも熱中症になるほどの暑さでもなく、水分補給は普通にしていた。日陰に入った後も違和感は続いていた。
冷房の効いた電車で移動する。違和感は続いていた。この日は引き続き、大阪市内にあるネパール料理屋で食事をして帰宅するつもりだった。じっと座って移動していると、違和感はいつの間にか消失していた。
目的の駅に着いた。電車を降り、外に出る。さっきとは違う高熱がたちまち身を焼いた。そして再び先ほどの違和感が身を包んだ。
自分は一瞬逡巡した。やっぱ熱中症か? 食事せずにこのまま帰宅した方が良いか? と考えたがそれ以上に空腹が勝り、仕事を終えた後ということもありそのまま予定していたネパール料理屋に向かった。
店に着くころには違和感は頂点に達していた。絞扼感とも言っていいほどの違和感が身を襲った。料理を注文しながら、これ以上ひどくなれば救急受診もありかな、と思った。
ところが不思議なことに、到着した料理を食べると違和感は不思議なくらいに消失した。腹減ってただけすか?
だといいんだけど。
先日、農作業中に喉の違和感があった、という訴えの方を診た。心電図を撮ったら明らかにおかしく、そのまま病院の救急外来に紹介したら即入院となった。心臓のカテーテル検査では冠動脈に99%狭窄があり、即治療となった。彼はもうすぐで死ぬところだった。
というわけで、自分も循環器内科受診しようと思う。
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