りとるのひとりごと。
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2025年09月10日(水) 喜び、楽しみ、そして悲しみ

気づけば9月。
時の流れが早すぎてついていけてない。

今年の夏は予想通りしんどかった。

暑さで身体が悲鳴をあげていた。
高齢の母はエアコン嫌いでなかなかつけようとせず、よく生きていられるなと
感心してしまうくらい。

また胸にしこりが出来ているようだが、私には隠している。

もう母の人生なので、好きにさせようと思う。
私が子供の頃から、母の口癖は「死にたい」だったので。

何を言っても聞かないし。

聞かないと言えば、職場の60代の非正規職員のおじいちゃんも、
全く言うことをきかない。

春にやってきて仕事を引き継いだのだが、全然やらずに定時でさっさと帰っていく。

電話での問い合わせがきて、知らないことでも独断ですらすら答えてしまい、
周りが慌ててフォローする始末。

注意すると「教えないそっちが悪いんじゃないか!」と大声を張り上げる。

いやいや、聞いてくれよおじいちゃん…。

てことで、職場でのストレスが酷い。


そして、8月には大切に育てていた文鳥が亡くなった。

体調良くないな、と気づいて病院に連れて行ったが手遅れだった。

翌日の朝には籠の床で冷たくなっていた。

ショックでなかなか立ち直れなかった。


落ち込む私を見かねて友人がお祭りに誘ってくれた。

盆踊りなんて何十年振りだろうか。

毎年着たいと思いつつ着そびれていた浴衣も、ついに着ることができた。

浴衣を着て踊る楽しさは、今まで知らない世界だった。

こんなに生きてても知らない楽しさがあるんだな。


そしてなにより、この夏の一大ニュースは、子供がついに就職したことだ。

私の扶養を外れる日がついに来た。

今は売り手市場だが、うちの子はなかなか社会に馴染めないだろうから、
ずっと心配していた。今でも心配は尽きない。

夏が終わっていく。

来年は夏が楽しみになるといいな。


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