おくればせながら映画「タイタニック」をテレビで見る。デカプリオ演じる放浪の青年画家ジャックと破産に瀕している金持ちの令嬢ローズ(ケイト・ウィンスレット)との悲しくも激しい恋とタイタニックの悲劇とを描いた大衆小説的映画。船首に立ったふたりが大きく手を広げて未来に希望をいだくシーンがこの映画の名場面として公開(97年)以来くり返して紹介されてきたが、こういう物語だったのかとやっと知ることができた。