去年の12月機密費の不正使用で外務省の職員が大量に処分された時職員を代して野上次官が「これから当分は不自由するだろうが仕方がない」というようなコメントをした。いままでのように機密費が自由に使えなくなることを言っているのだが「当分」をやり過せばまたもとにもどるのだろうという意味でもあると解釈されたがあまり大騒ぎにはならなかった。その野上次官は自分のクビを投げ出すことで真紀子外相の首級もあげたのだからアッというまに「当分」が経過してまた外務省は昔のままの外務省にもどってめでたしめでたしの更迭劇であった。
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