東京裁判がはじまる前の検察側の取調べ段階で、キーナンが,東条に向かって,一歩ビルの屋上に足を進めてみろ、焼け跡ばかりだ、と戦争責任を追及すると,東条はすかさず、一度(ひとたび)飛行機から見下ろし給え、広島と長崎には原子爆弾の爪跡があると応えたという。(山崎豊子著「二つの祖国」)