柳生宗矩の政治哲学。 「兵庫。わしは父親の側で戦国の世を生きてきた。そして何千、いや何万もの骸(むくろ)をまのあたりにしてきたのだ。骸を見るおりの切なさ空しさは誰よりもわかっているつもりだ。だからこそこの先、戦のない泰平の世を築こうとしているのだ。亜矢にさぐらせたところ、あの村には豊臣方に鉄砲を売るもの、徳川に不満を持つものが出入りしていた。のちの世の泰平を得るためには小さなものを犠牲にしなければならないこともある。それが政治(まつりごと)なのだ」(9日NHK-TV「武蔵 MUSASHI」より)
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