ある時、カザルスは登山をした。とある崖道にさしかかった時、つれの男が「カザルス、危ない」と叫んだ。カザルスがふと見上げると大きな岩がカザルスめがけて落下してきた。カザルスはとっさによけて頭への一撃は避けられたが右手がさけてしまうようなケガをした.その時カザルスは「ああ、これで二度とチェロの演奏はしなくても済む」と思った。(24日 NHK-FM「没後30年〜パブロ・カザルスへの証言」より)