白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2004年04月17日(土) 自己責任

 解放された人質に対する風向きが変わってきた。退避勧告が出されたイラクにとどまって誘拐されたのは当然予想されたことであって救出も自己責任でなされるべきではないかとか家族が救出を求めてヒステリックに騒ぎ立てたとか救出後も人質たちがなおもイラクにとどまりたいというのはおかしいとか批判が噴出している。救出にかかった数億の費用も山岳事故とおなじように自己負担とすべきとも。これにかかわって家族が迎えにドバイまで行くともいう。解放後元気な姿を見せた3人だけにわざわざ迎えにいく必要もないと思うのだが。家族の旅費はどこから出るのだろうか。


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