「開き直り」「すり替え」「ごまかし」と野党に攻撃される首相答弁だがきょうは「でたらめ」「いい加減」(中田寿康議員)が加わって神聖であるべき国会の論議はどろまみれだ。テレビで見ていると追究する野党議員の必死の形相に対してニヤニヤしている小泉さんの表情がなんともやりきれない。「フセインか見つからないからフセインはいないとはいえない」というような論理を論破できない野党の無能も混乱の原因だ。「ウサギは永遠にカメに追いつけない」などという奇弁を弄した古代ギリシヤのソフイストたちのことを思い出させる。