五月は好い月、花の月、芽の月、香の月、色の月、女の服のかろがろと薄くなる月、恋の月、何やら物に誘(そそ)られる、官能の月、肉の月(与謝野晶子「五月礼賛」) じつはこの詩は2002年5月1日にも「一口エッセイ」で引用したのだけれど抜き書きで正確ではない。この詩の全文を紹介したブログを発見したので再掲しました。「声に出して読みたい日本語」のひとつと激賞しています。 http://diarynote.jp/d/50317/_0_350.html