白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2005年05月03日(火) 五月礼賛

五月は好い月、花の月、
芽の月、香の月、色の月、
女の服のかろがろと
薄くなる月、恋の月、
何やら物に誘(そそ)られる、
官能の月、肉の月(与謝野晶子「五月礼賛」)

じつはこの詩は2002年5月1日にも「一口エッセイ」で引用したのだけれど抜き書きで正確ではない。この詩の全文を紹介したブログを発見したので再掲しました。「声に出して読みたい日本語」のひとつと激賞しています。
  http://diarynote.jp/d/50317/_0_350.html


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