歳末の年中行事第九の演奏会がはじまってこんやはN響。早くから開演を待っていたが肝心の第四楽章の合唱ではグッスリ寝入って聞けずじまい。惜しいことをしたが開いた時間にベルディの「行け、黄金の翼に乗って」の合唱が聞けたのでもうけものだった。この曲はその美しい旋律をほめたたえて作曲者の母国イタリアでは「第二の国歌」と言われている。