白月亭通信別記
老い先短い残照の日々、
おりふしの所懐を、
とりとめもなく書き留めて…

2006年02月16日(木) 少子化対策私案

 猪口大臣に少子化対策をまかせたもののなかなか知恵のある対策ができないようだ。少子化問題は喫緊の課題だが長期間の問題だけに目に見えるような立案も簡単ではない。そこで猪口青フウセンにかわっていまからでも実行できるような私案を提案したい。
1 少子税の創設
 若い夫婦たちが結婚しても子育ての難しさを敬遠して子どもをつくりたがらない。出生率が1.29%というから将来の日本は人口が減少し老人の暮らしを支えきれない(現に人口減少は数字の上に表れている)。したがって子どもを2人以上作らない夫婦には少子税を創設して国民の義務を果たさないことにペナルティを課す。不妊症でなやむ夫婦は医師の診断書で免税措置をとる。
2 独身税の創設
 子どもを作らないばかりか、結婚したがらない若者が増えている。25歳以上になって結婚しない男女には独身税を設けて自由奔放に生きている若者から罰金的税金を取り立てる。なお身体的理由で結婚できないものは自治体の長の証明を得て独身税を免除する。
3 年金未納者への手立て
 増加する年金未納者へは罰金制度を制定し納入を促す。
4 介護者の保護
 両親を看取ったり、老齢者の介護に当たるものにはそれにふさわしい手当てを支給する。
5 専業主婦のすすめ
 女性の社会進出によって労働力を奪われた若年の無業者(いわゆるフリーター、ニート)を救済するために女性が家庭にあって育児や老人介護に積極的に参加する風潮を醸成する。

 以上の私案をたたき台にして国民的な議論をまきおこしてもらいたい。


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