2003年09月17日(水) ゲイにとっての最大の苦悩←マジ書き('-'*)
|
今の世の中、変わってきたとはいえ、
まだまだ「特異」な存在であることに代わりは無い。
存在自体は、許せても、
それが「自分に」及ぶとなると、
途端に避けていく。
それが、「特異」なものの運命。
俺が、もし、「この」仕事をしていなかったら。
全然、こんなこと気にしない。
だけれど、それをネタに、何かを持ち込んでくる、
矮小な奴は必ずいるのだ。
それによって、俺のことが明るみに出て、
散々奇異な目で見られた挙げ句、
陰口を叩かれ。
そういう個人的な「性向」を持っていたがために、
どんなに勤勉だろう、真面目だろうが、
居場所を無くさざるを得ない。
そんな状況に、俺がなりたくないから。
俺は、自分がゲイだということに、プライドを持っている。
だから、だからこそ。
そんな「くだらない」理由で、
己を、ゲイだという俺を理解もしてないのに。
ゲイがどういう存在か知りもしないくせに
奇異な目で見られたくないし。
そんな自分が全く悪くないアホらしい理由で
仕事を失いたくないのだ。
正直、歯痒くもある。
前にも、書いた。
堂々と道で手をつなげないこと。
職場で、「髪の長い娘が好き」
ではなく、
「やっぱ、ガタイだよ、ガタイ!」
と言えないこと。
ずっと、心に閉まっておかなければいけない。
そんな、そんな、もどかしい想い。
「普通」の人には理解できない、この想い。
この想いを。重みを。
ゲイは背負っている。
|