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言の葉
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2004年05月29日(土) 初めてのトキメキ-8

薄く開いた彼女の薄ピンク色の唇に
吸い込まれそうな意識を奮い立たせ
ボクは彼女の肩をゆすった

パッと音が聞こえそうなほど
はっきりと目を開いた彼女は
一瞬茫洋とした表情を見せ
ボクの顔を見つめると
途端に安心したように微笑んだ

「あーごめん。寝ちゃった!」
「うん。ずっと見つめてた」



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彼女はボクの冗談に
あわてて口元をぬぐった
そしてそれが冗談だと気づいて
ボクを軽くぶったんだ

それからボクたちは
30分くらいお互いを見つめ
一言も話さずにじっとしていた

ノドがからからに乾いて
話をしようともうまく言葉にできない
でも幸せな時間がボクたちを取り巻いていた


↑
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「今日はありがとう」
ってにっこり笑いながら
彼女は帰っていった

部屋に一人残されたボクは
どうすればよかったんだろうっていう自分の気持ちと
どうしたかったんだろうっていう自分の気持ちに挟まれて
何も起こらなかったその空間をただ見つめていたんだ




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※久方ぶりに「極ウマ」更新いたしました(笑)


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