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言の葉
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2004年07月25日(日) 届かぬ想い-20


春休みっていうのは
妙に不安定だった気がする
1年間を終わって
次の1年間へのわずかな助走期間
これまでのクラスから
新しいクラスへ
そんな思いと春の気だるさが
ボクをなんとも陰鬱にしていたんだ

春ってなぜか苦手だった
若い時は特にそう感じていた
なぜかっていうと
季節は冬から春へと
だんだん視界がひらけるように
明るい世界に向かっているのに
自分だけが取り残されてしまったように
感じたりしていたんだ

その置いてけぼり感が
なんとも苦手だった
春がくると
「早く夏が来ないかな」って
ずっと祈るような気持ちで暮らしていたっけ

ましてや今回は
彼女に手紙を送って
その返事を今か今かって
待っていたから
なんともやるせない毎日だった

そんな春休みも
あと1日で終わりっていう4月の始め



↑
押すと言葉がかわる投票釦


一人部屋にこもって
おそるおそる封を切る
そこには見慣れた彼女の文字
読み終わったボクは
知らず知らず煙草を口にくわえていた


↑
押すと言葉がかわる投票釦


嫌われたほうが
何倍も楽だったと思う
以来ボクは常に相手にとって
自分がそんな存在になっていないかって
臆病になってしまったんだ



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