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言の葉
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2006年03月13日(月) 帰京そして、、



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一瞬炭火焼きの店を思い出した
まず床はいたるところが水でふくらみかけていて
階段の白い壁に幾筋もついた
黒い文様に何とも言えない感情をかかえながら


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正直いって部屋というより
どこかのゴミためのように見えた

実家の母をはじめ
いろいろな人が片付けをしてくれていた
その日はもう無くなっていたが
2階中水があふれて
床には5センチ以上も水がたまっていたらしい

天井のいたるところに穴があいており
何故?と尋ねると
どうやら天井裏からの延焼を防ぐため
大量の水を注ぎ込んだようだった

燃えたのはわずか3畳あまり
しかし2階すべてが混沌の中に沈み込んでしまったようだった
これまで生きてきた記憶
それまで集めてきた物
すべてが灰と燃えかすと水でまみれ
捨てる以外どうしようもない
そんなありさまだった

不思議だったのは
別に腹がたつわけでも
なにかを失って呆然としたわけでもなく
ただ目の前に広がる荒涼とした世界
それを見つめ続けるだけだったんだ


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そう思うとなんとも悲しい気持ちで
胸がいっぱいになったんだ

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