言の葉
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昨日 話をしていて思い出した 今一番みたい景色
一瞬考えて浮かんだのが オーストラリアで見た星空 北にあるケアンズからシドニーまで 2泊3日の寝台列車に乗って 深夜にデッキからみた星空は 本当に言葉を失うほどの 自然の圧倒的存在感を示していたんだ
日本で天の川といわれる か細い渓流ともいうべきものは そこ南半球の空では あたかも空を真っ二つに断ち切る絨毯のように 目の前にこぼれそうな銀色の帯を形づくっていた
列車の最後方につくられたデッキで 夜が更けるのもいとわず 何時間も見つめ続けていた 何を考えていたんだろうって 今になって思いだそうとしてみるんだけど
ただ 見つめているだけで えもいえぬ幸福感がボクを包み込んでいたことだけは 間違いない
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