青いくもと白いそら

想い出きのうあした


2001年10月01日(月) 献花


また一歩 秋の気配が近づいてきたね
金木犀の香りが漂って
樹木が黄色に染まってく

今年もまた あの季節が廻ってくるよ
身も凍るほどに寒い夜
何も知らない愚かな私

君はまだ覚えているかい?
あの風の冷たさを
皆が流した涙の数を

私はまだ忘れてないよ
知らないことの恐ろしさを
後悔という名の絶望を


今年こそは会いに行くね
去年までの償いを込めて
君が眠るその大地へ
腕いっぱいの花束を持って

来年も再来年も その次も
君に光が届く その日まで





その時まで






暗い暗い土の下

君は
明日を生きる夢を見る

























<日記>
今日はちょっと過去を振り返ってみました。
ほとんどの人には辛い過去があります。
たいていの人には思い出したくない事実があります。
たぶんそうだと思うのです。
そんな中、人は生きてゆきます。



あやか † mail