青いくもと白いそら
想い出 † きのう † あした
また一歩 秋の気配が近づいてきたね 金木犀の香りが漂って 樹木が黄色に染まってく
今年もまた あの季節が廻ってくるよ 身も凍るほどに寒い夜 何も知らない愚かな私
君はまだ覚えているかい? あの風の冷たさを 皆が流した涙の数を
私はまだ忘れてないよ 知らないことの恐ろしさを 後悔という名の絶望を
今年こそは会いに行くね 去年までの償いを込めて 君が眠るその大地へ 腕いっぱいの花束を持って
来年も再来年も その次も 君に光が届く その日まで
その時まで
暗い暗い土の下
君は 明日を生きる夢を見る
<日記> 今日はちょっと過去を振り返ってみました。 ほとんどの人には辛い過去があります。 たいていの人には思い出したくない事実があります。 たぶんそうだと思うのです。 そんな中、人は生きてゆきます。
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