青いくもと白いそら

想い出きのうあした


2001年10月04日(木) くもの糸





細く細く かよわい糸が
私の手足に絡まって

蛍光灯の光の下で
キラキラゆれる銀の糸

少し力を入れれば切れてしまう
だから ほおっておいた

いつだって取り払える
そう 思って



でも

いつのまにか銀糸は
固く手足に巻きついて

私は自由を失った




恐れるべきは いつだって
自分が気にも止めなかったもの


























<日記>

自分が思っていることを人に伝えるって
難しいことですね。
そうことが上手な人もいますけど
私はてんでダメです。


友達が言っていました。
「私だけには話してくれると思ったのに。」
って。
人の生死にかかわることを
そういう大事なことを話してくれなかったのが
ショックだったみたいです。
自分が友達だと認められてなかったと
そう彼女は思ったのでしょう。

そうですね。
私も『イヤ』です。

みんな、そういうものなのかしら?



あやか † mail