青いくもと白いそら
想い出 † きのう † あした
私は私の好きな人の力になりたかった 好きな人に頼ってもらえるくらい、強い人間になりたかった 私は私の好きな人を守りたかったのだ
でもそれは私の奢りでしかなかった 私の好きな人は 私に守られなければ生きていけないほど、弱い人間ではない もちろん弱さももってはいるけど それとこれとは話が別なのだ
そう、全てはそういうことなのだ
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私と私でない人の話
私は私が大嫌いで でも私は私を愛してる 上手く言い表すことは出来ないけれど でもきっとそれは間違ってはいない
私は私でない人が大好きで 私でない人は私に微笑みをくれて でも私でない人が私を愛しているかはまた別のことなのだ きっとそれは正しくないはずはない
この世界には私と私でない人がいて 私と私でない人はいつも自分の気持ちもお互いも疑っている それが普通でそれが当たり前
その事実にどんなに嘆きを漏らしても それはなかなか変わらない それはなかなか変われない
私と私の好きな人、それは
私と私ではない人
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