青いくもと白いそら

想い出きのうあした


2002年09月27日(金) 星の見えない夜




星の見えない空を見上げて

死者のいない空は少し寂しくて

見つめてくれる人がいないのはとても空虚だ

でも それでも

あの厚い雲の向こうでは

月は廻り

星は瞬く

人からみたら気の遠くなるような歳月を重ねて

この先も延々と続いてく

それはきっと変わらない風

年老いた惑星(ほし)はその生を終え

新しい星が輝きだしても

きっと 信じるものを見下ろしている

いつまでも慈愛の眼差しで









あやか † mail