ESSAY
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2004年06月16日(水) かかとの話

同僚の森さん(太ったシュレック似)は、かかとがものすごくガサガサである。

朝、ロッカーで会うと、
『あたしのかかと、すごいんですよ。馬油とか軟膏とか塗ってるんですけど。
すごい乾燥肌なんです〜』
と、いやー、この話題何回目だろう…と ワタシが遠い目をするくらい 話してくる。


たしかに、すごい。

どのくらいかというと、ストッキングの伝染はまず かかと からなのである。


ちなみに、彼女は必ず濃い色のストッキングを履く。

秋、冬、春 と3シーズンは
絶対、
夏は、アーモンド

彼女の鉄則は、目の錯覚を狙うベシ! だと推測される。


ワタシから見たら、目の錯覚を狙うよりなにより、
ワンサイズ小さい制服を選んだことから失敗しているのだが。
(いやー、もうパツンパツンなんですって! 奥さん!)

余談だが、
彼女の去年のブームは、顔のフェイスラインから首あたりを 小麦色つーかオークル
ファンデーションを塗る ことであった。
たしかに、二重顎に茶色を塗れば、そこは陰にみえるのだが。

どちらかというと、健康的なデーモン小暮だ。
閣下だよー。閣下今日もやってきたよ、とこっそり思っていたワタシである。

しかも、ブラウスの襟に茶色つきすぎです。パッと見、垢かと…。



そんなわけで、濃いブラウンのストッキングを履く彼女。伝染したら、すぐわかる。
細い、ちょっと色の違う線が一本、あれ? じゃない。伝染の王様。真似できん。


ガサガサのかかとが、大根おろしのような役割をしているからか、
パックリ破れて、畑からのぞく大根そのままに、ムチッと白い踵が顔をだすのである。


今日も伝染していたが(やっぱり かかと から)、もうめんどくさくなったからか、
誰も、なにも、一言も。
経理の主任さんが『おいおい、そんなストッキングでお客の前に立っちゃダメじゃないか』
アドバイスでもするかと期待していたが(バスで誰か降車ボタン押してくれないかな、に近い期待)
気付かなかったのか、無視したのか。

つーか。もはやシュレックの伝染なんかどうでもいいのだ。




今朝のフジテレビのとくダネ!で


 ● 女性の足が危ない!知られざる“かかと水虫”の実態を特捜せよ


と、特集していたのだー!!!



知られざるって!!

知らなくないよ! 知ってるよ! 毎日みてるよ!


惜しいことに、特集が始まる頃に出社せねばならず、中身をみていないのだが
どうやら、ミュールを履くこの季節、かかとがガサガサで気になる女性が増えているが
それは乾燥ではなく、水虫なのよ、 という内容らしい。


水虫だよ!

シュレック森よ! 君の足は水虫だ!
乾燥肌なんですよ〜♪ などと鼻歌ほざいてるときじゃないんだよ!


・角質増殖型
 このタイプは足の裏全体の皮膚が厚く、硬くなって、カサカサしているのが特徴です。
足の裏の一部だけなる人もいます。水虫の多くは夏になると悪化しますが、このタイプは、乾燥する冬に、
かかとがひび割れたり、あかぎれになったりと、ひどくなります。
 角質増殖型は、水ぶくれができるわけでもなければ、かゆみの痛みもないため、水虫ではなく、
単に足の裏の皮膚が硬くなったと思いがちです。水虫に感染、発症してまもなく、この病型になることはなく、
長年放置していた人や、高齢者に多く見られるのが特徴です。




これだよ、これ!!


森さんのロッカーとワタシのロッカーは隣同士で。
床はお風呂用マットが敷いてある。しかもちょうど二人分のスペース。


今まで、森さんがはだしで立ったあとに、ワタシ立ってたよ〜!!

〜マメ知識〜
水虫患者がいる家庭で白癬菌が多く落ちているのは、
バスルームの足ふきマットやスリッパ、畳、じゅうたん、寝具など。



ひえーー!!!

ドンピシャ あてはまってる!!うひー。

おもわず 自分のかかと触っちゃったよ。よかった。まだツルツルしてる。

梅雨に入るので。自衛せねば。
ありがとう、とくダネ! 



主任から、『君、水虫治療しなさい』という業務命令を出してくれないかなぁ

今年の七夕は、↑の願いを書いてやろう。


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