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バガボンド 6〜10/井上雄彦
2001年08月25日(土)
10巻まで読み進んだ。
武蔵と胤舜の山の中での戦いが8巻までのメインで、それがなかなかすごかった。睨み合ったまま、二人でずーっと立ちつくしてるのね。山の中の暗く静謐な雰囲気やら、二人の研ぎすまされた神経、精神の高揚や迷い…そういったものが。
「死んだ場合 骸はどこへ」と問われる武蔵の目の前に、蜘蛛が下りてくる。武蔵の目のアップ。糸をたどって上を見上げると、そこには満天の星空がある。見上げたまま武蔵は「…骸は そのままここの土に」と答える。
漫画ならではのこのコマの流れと間。これは、小説ではどんな風に描かれてるんだろう? 他にもそういう所が随所にある。ちょっと読んでみたくなってきたぞー。
胤舜との戦いが終わり、話は柳生一門へ。四高弟とかいうのが出てくるんだけど。それぞれのキャラを考えて、その顔を考えてるんだよなーって、当たり前のことをしみじみ思ったりした。
顔でいうと、武蔵がそりゃあもうかっこいいんだー(笑) ま、そりゃ、主人公だからね(笑) でも、額やら頬やらにでかい傷跡が! 額の傷なんか真一文字なの〜。アイドルは顔が命なのに〜(笑)(アイドルじゃないって) それに、髪は下ろしてた方がかっこいいのにー。ほんとめっちゃかっこいい。花道よりかっこいいって!(笑)
…はっ、いかん、真面目に書き出したのについミーハーになってしまった(笑)


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