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名探偵が多すぎる 2001年10月23日(火) 御手洗さんの新作長編が出たんだよね。新聞広告で見たので、今日本屋でチェックしてきた。新作長編はなんと8年ぶりとか書いてあった気がする。あ、パロサイは出てたけど。あれは、ねえ…。御手洗ものじゃないよね(笑) 石岡くんが探偵だし。新作(タイトル長くて憶えられなかった)は、装幀なかなかかっこよかった。そんなに汚れなそうだったし。 でも、買わないけど。前作のアトポスは、買ったんだよなあ。そんなに好きだったのね(笑) でももう、収納に困るし(笑) 凶器になるし(笑) 1,600円もするんだよー。(と思ったけど、新書2冊買ったらそれくらいになっちゃうんだよね) ふらふら見て回っていたら、「わが愛しの名探偵」だったか「わたしの名探偵」だったか、とにかくそんなタイトルの単行本が出ていた。(※「私が愛した名探偵」でした) 女優やタレントや作家といった各界の著名人が、それぞれ思い入れのある名探偵について語っている。 目次を見てみたけど、知ってる名前が少なかったような…。私が嬉しかったのはやっぱり御手洗さんかな。MASTERキートンとかいうのもあって嬉しかったけど、名探偵ですかい?(笑) 銭形警部なんてのもあったな。それは別に嬉しくないです(笑) というわけで、私の好きな名探偵について語ってみよう。 私が一番最初に「私のヒーローだわ!」(笑)と思ったのは、ルパンだった。三世じゃなくてアルセーヌの方ね。いや、この人も怪盗なんだけどね(笑) でも、探偵みたいなこともやってたんで。とにかくかっこよくて大好きだった。紳士で優しくて颯爽としてて頭が良くて。 小学校の図書館で、ルパンシリーズを読破した。創元文庫からも出てるんだけど、それは「リュパン」だったのでひどくがっかりした(笑)(発音的にはそれが正しいらしい) その後、兄がミステリ好きだったので影響を受けてよくミステリを読んでいた。兄がカーを好きだったので私もカーが好きだった。 カーの探偵ではフェル博士が好き。HM卿も好きだしよく似てるけど、HM卿はちょっと悪ふざけが過ぎる印象があるので。 クイーンやクリスティなんかも読んだけど、探偵は特に好きじゃなかったな。 あ、ペリイ・メイスンが好きだった。弁護士なのね。ダンディで頭がよくてかっこよかった。そして、秘書とちょっといい感じのシーンが一作にワンシーンくらいあるのよ。それがさらに乙女心をくすぐった気がします(笑) シリーズを読破しようと思ったんだけど、できなかったな。 御手洗さんも、兄のオススメだった。これは、兄の影響が薄れてからも自分で買って読み続けた。御手洗さんねえ、どこがいいのかね(笑) 近くにいたらイヤだよねえ(笑) 私が中学生の頃、兄が大学生で下宿を始めたので影響が薄れてきて。でも、兄の蔵書がいっぱいあったのでいろいろ読んではいたのね。ある日、伊集院大介を読んで、最初はなんとも思わなかったんだけど、「天狼星」読んではまった。もう、理想の人、と思った(笑) こういう飄々とした人、大好きなのね。 しかし、名探偵は歳を取らないという法則(そんなものあるのか?)に反して、彼は年老いた(笑) いや、年老いても伊集院さんは変わらないけど。でも若い方がよかったわ…。大学生くらいがいちばん好きよ…。 同じ作者の嵐夢之丞なんかも好きでした。 最近は犀川教授のシリーズを読んでる、というか、ちょうど半分読んだところで止まってしまってる状態ですが。好きというほどでもないけど、まあおもしろい。 そういえば、最近メルカトル鮎を読んでみたいと思ってる。この作者は数年前に「翼ある闇」を読んだことあるだけなので。この作品を読んだことある人はわかると思うけど、これってデビュー作だったにも関わらずメルカトル鮎最後の事件なのよね(笑) 最後じゃないのを読んでみたいかな、と最近思う。 こんなところでしょうか。 ちなみに、今日のタイトルにした西村京太郎の名探偵シリーズは好きだった。こういうちょっとユーモアのあるの好きだったりする。島田荘司の「漱石と倫敦ミイラ館」(だっけ?)好きだし。 ------------- 1,600円もするーとか言っておきながら、1,600円の本を買ってきてしまった(笑) 「迷宮から出発(たびだち)へ 回復への交換メール」(ピーター/うさき)という本。パソコン通信の会議室でのやりとりをまとめたものらしい。帯の文句に顔文字を使ってたので、インチキくさいなあと思いながらも中をちょっと読んでみたらおもしろかったので。なんというか、今、ちょっとめげてるので、こういうものを求めてしまうのね。 |
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