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冒険者たち GRASS HEART/若木未生
2002年01月25日(金)
4人バンド「ten blank」のお話です。
Vocal&Bass藤谷直季、Guitar高岡尚(しょう)、Keyboard坂本一至、Drums西条朱音。ドラムが高校生の女の子なのね。
今回は、初のライブツアーのお話で。
(ちなみに、昨日あっちの日記に書いた話は4冊くらい前の話)
この巻から、イラストも変わり、第二期なのね。
なんか、前まではイヤな部分がクローズアップされててどろどろしてたんだけど、確かに「優しく」なりましたね。この話って、読んでると音楽に対しての衝動が自分のものとして呼び起こされる。まあ、これは音楽を「演ってる」人たちの話で、私はただ「聴く」人なので、そういうギャップっていうのはあるんですけども。

このバンドって、女の子一人でかっこいい男の子が3人なのね。坂本くんと朱音ちゃんはちょっと年下で。
そんで、私は誰を贔屓にしてるかっていうと、坂本くんなんです、これが。なんでかなーって時々思う。たとえばこれが、実在のバンドで音を聴いたとする。そしたら、私は絶対に藤谷さんのファンなんだと思う(笑) ヴォーカルだからっていうこともあるんだけど、キャラが、こういう人好きなのね、バンドの人としては。
そして、現実にいたとしたら、高岡さんがいちばんいい人なんだよー。優しいし常識あるしかっこいいし(笑)
坂本くんなんてさー、マイナスのことしか言わないんだよ。ぼそぼそしゃべるし、喘息だし、すぐ機嫌悪くなるし…。最近、ほんと、マイナスのことしか言わない。
だったらなんで、私は坂本くんがいいんだっけ?って思って。まあ、ヴィジュアルは好きなのね(笑) 黒縁の眼鏡かけてて、髪黒くて前髪長くて、ひょろっとしてて。でも、小説のキャラクターでヴィジュアルが好きって、ねえ?(笑)
この巻の後半で、朱音ちゃんが「あたしがこの人(坂本くん)の騎兵隊なのに」って言ってたので最初の方のこと思い出して、きっとその時に好きになっちゃったんだろうなあと思った。

今日は、その後に、「ストロボライツ」っていう新作の短編も読んだんだけど。それは坂本くんの一人称だった。あなたは私のお気に入りなので、がんばれ(笑)

ちなみに、私がBRAIN DRIVEを最初に聴いたのは、この小説がきっかけだったりする。以前の水田くんのイメージは、真崎桐哉にだぶる。(音のイメージであって、人物は関係ないらしいが) 以前の水田くんってすごいシャープで繊細で気むずかしそうだもん。今はもっと優雅(←?笑)な感じがする。余裕がある感じ。私は、今の方が好きだけどね。やっぱり男は30から? あ、ごめん、26だっけ?(笑)


…今、この本の帯に書いてある「天才フジタニ」が、「ネオフジタニ」に見えた!(笑)<電脳に侵されてるんじゃないのか…。


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