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西の魔女が死んだ/梨木香歩|白い犬とワルツを/テリー・ケイ(新潮文庫) 2002年03月17日(日) ちょっと前に流行ってた本ですね。どちらも泣けるって評判で、楽しみにしてたんですけど。私はいまいち入り込めず…。「西の魔女が死んだ」は、登校拒否中学生の女の子が、祖母の家でひと月過ごすお話。 「白い犬とワルツを」は、妻に先立たれた老人が、誰にも触れない白い犬が見えるようになる、というお話。 新潮文庫では、この2冊ともう一冊「ジェニィ」(ポール・ギャリコ)という本と3冊並べて売ってるんだけど、私は「ジェニィ」がいちばん好きですね。 ところで、本を読んでいると、この年齢設定は正しいのだろうか?と思うことがあります。「西の魔女が死んだ」は中学生という設定ですが、少し幼くないかな、と思ったり、昨日読んだ本には4歳だったかの女の子が出てきたけど、4歳でこんなにわかるかな、と思ったり。 「小公女」も、あまりに幼いんでびっくりしましたが。この話は、セーラより幼い頃から読んでいるけれど、その年を追い越してみると、うーーん、と思ってしまいます。 もちろん、自分を基準にするしかないんで、一般的なことははっきりわからないんだけど。 人の心の中って、ほんとわからないね。自分が人に較べてどうなんだろうってよく思うけど、永遠の謎だものね。 |
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