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「蛇行する川のほとり 1〜3」恩田陸 2003年10月20日(月) 薄いのが3冊なので、さらりさらりと読めてしまいました。「上と外」もそうだと思うんだけど、ぶ厚い本が出版されたりする昨今で、なぜこの薄さで3冊に分けるのか?という疑問が湧きますが。読むと、これは少女漫画の連載的な醍醐味だなあと納得させられます。1巻も2巻も、ええってところで終わってるんですよね。それと私は、この人の書き出しが好きなことが多いです。(私は、「ねじの回転」の鳩の書き出しがすごく好き) それは、各章の始まりではなく、やっぱり「一冊の本の書き出し」としての雰囲気なんだと思います。少年少女たちのキラキラしたひと夏の出来事って感じのお話です。恩田さんは過去の事件を数人の男女が語り合って解決するという話が多いですね。 私はけっこう好きですね、こういう雰囲気。夢見る少女なので(笑) 私も、食事は一ヶ月に一度でいい人です(笑) 私は2巻の子がいいな。あの男の子の気持ちも微妙にわかるよー。…なんてことをいうと、「共感ていうのは…」なんて言われてしまいそうですね(笑) とりあえず好きですってことで。 そういえば、★つけるって言ってたっけね。 じゃあ、★★★☆☆で。 うーん、思ったより難しいですね。3つ半くらいです。 |