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「ホラーを書く!」インタビュー・東雅夫
2004年02月22日(日)
インタビューが収録されている作家は、朝松健、飯田譲治、井上雅彦、小野不由美、菊地秀行、小池真理子、篠田節子、瀬名秀明、皆川博子、森真沙子の10人。
私はそんなにホラー読まないので、この中で読んだことある作家は少ないです。小野不由美、菊地秀行…くらいかな。(短編では他の人も読んだことあるかも?)
飯田譲治のインタビューがいちばんおもしろかった。「すごく美男美女であることは、ブス醜男であることと同じくらいハンデだと思う」とか、メディアの現実世界への影響の話とか。おもしろい。この人のところ読むだけでもこの本はいいよー。
★★★☆☆

ちなみに、菊地秀行で私が読んでたのはDとせつら。基本でしょ?(笑)
読まなくなってだいぶ経つ気がするんだけど、今彼らはどうしているのやら…。Dはどういうラストになるのか知りたい気がするなあ。
そして小野不由美は全作読んでます。
屍鬼は、私はあんまり怖くなかったんですよね。それは吸血鬼をヒーロー視してるせいなんでしょうか(笑) 個人的には、穴の中に逃げ込んで、その穴が狭くなってくところがいちばん怖かった。
でも、悪霊シリーズと悪夢の棲む家はすごく怖かった! あんなかわいい装幀なのにフェイントです。
こういう怖さが、私にとっては正統派のホラーなんですよね。鏡になにかが映ってるとか、なにかが覗いてるとか、ね、そういうの怖いでしょ。私はスプラッタは苦手だから、こういうのが読みたいなあ。殺人鬼とか読めないですもん(笑) 小野さんが悪霊シリーズをやめちゃったのはほんとに残念です。


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