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「魔法使いはだれだ」ダイアナ・ウィン・ジョーンズ
2008年05月24日(土)
「このクラスに魔法使いがいる」謎のメモが見つかって、寄宿学校は秘かに大騒ぎ。魔法使いは見つかったら、火あぶりにされるからだ。
目つきの悪いはみ出し者のチャールズと、大魔女の血を引き同じ名前を持つナンが、疑われだした。
次々と起こる、魔法を使ったと思われる騒動。やがて、追い詰められた子どもたちは、助けを求めて呪文を唱えた。「クレストマンシー!」
魔法使いはいったい誰なのか? そして、メモを書いたのは誰?

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大魔法使いクレストマンシーシリーズの一冊。カテゴリとしては児童書です。
軽快なお話だったけど、実はかなり残酷な内容です…。だって火あぶりですよ。チャールズなんか、自分の指を火であぶったりするんですよ。おっかねぇ…。それに、子どもたちのいじめが酷い。
それなのに、大して報復を受けてないじゃない!? 訳者さんの解説で、「テレサの扱いが厳しい」とか書かれてましたが、まだまだ足りないよ!とか思ってしまう私です…。

平行宇宙という題材を使っていて、SFテイストですね。魔法使いとして捕まったら…という恐怖が緊迫感も与えているし、それでいて、いつもながらにユーモアのある場面もたっぷり。昼食で、校長がフォークしか使わない場面とか、笑ってしまった。

うん、おもしろかったです。
★★★☆


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