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「パコと魔法の絵本」関口尚
2008年11月30日(日)
偏屈でみんなから嫌われていた大貫老人は、入院先の病院でパコという少女と出会う。パコは、事故により両親を亡くし、自身も一日しか記憶がもたないという障害を抱えるようになっていた。大貫は、パコの記憶になにかを残したいと、パコの読んでいる絵本「ガマ王子対ザリガニ魔人」をみんなで劇にしようと提案するのだが…。

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映画の話題を目にして、興味があったので本を読んでみました。映画見てみたかったんですが、私はガマがほんとに苦手なんですよ…。本ならいいかと思って。
これ、元々は舞台化されていたものを、映画化したんですね。
うん、あのね、こういう話は、映像で見るとそれなりに説得力があるんだけど、本だとうさんくさい…薄っぺらい…って思っちゃうんですよね。こういう話っていうのは、登場人物が変人ばっかりっていうね。ブラックな展開のどこまで本気なのか、そういうものだと思って割り切らなきゃいけないのか、判断に苦しむような雰囲気の話は、私は読むのが苦手なんですよー。
映画の予告編なんかを見ると、映像に力を入れてるみたいなので、もっと楽しめるんじゃないでしょうか。
ストーリー的には、終わり方が甘いかなと思います。こういうのを梶尾真治にやらせたらうまいのになー。

ただ、今まで泣いたことがなかった大貫の、涙を止めるにはどうしたらいいのか、という問いに、「簡単です。いっぱい泣けば止まるんです」という答えが返ってくるシーンは、なんだか私も泣きそうになっちゃいました。
★★☆


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