| .....PAPER MOON |
| .....HOME .....MAIL .....OLD .....INDEX .....NEW |
「ファミリーポートレイト」桜庭一樹 2009年07月11日(土) ママの名前は、マコ。マコの娘はコマコ。母娘は、逃げ続ける……。 ---------------------------- 第一部は、逃げ続ける母娘の生活を、第二部は一人になった娘がどう生きていくのか、を描いています。 と書くと、どうしても思い出してしまうのが「八日目の蝉」。テーマも、リアリティーを追求しているかどうかも、全然違うんですけどね。 このファミリーポートレイトは、リアリティーは求めていなくて、幻想的と言える…のかな。世界観は、結構好きなんですよ。 でも、私としては、ちょっと物足りなかった。もっと堕ちていって欲しかった。いや、堕ちていたことは間違いないけど、あまり入りきれなかったので。私には、リアルに感じられなかった。エピソードの必然性がわからないものもいっぱいあったし。高校時代とか、まったくぴんとこなくてねぇ…。 第二部の後半は、自身の体験を元にした自伝的なないようになってますね。それも、どうかと思ったんだよなー…。テーマが摩り替わってしまった気がして。 一気に読んでしまうくらい、おもしろかったですが、手放しではおススメできないかなー。 ★★★ |