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「桃」姫野カオルコ 2009年12月24日(木) 「ツ、イ、ラ、ク」のスピンオフ短編集。あの事件の周辺人物たち(当事者も)にスポットをあてたもの。6編を収録。私は「汝、病めるときもすこやかなるときも」が好きでしたね。ずっと一人の女性の語り口調で進むのですよ。ずっと続いていた関係がふっと変わる瞬間がさりげなく描かれているのですが、なんだかいいなと思いました。 「青痣(しみ)」は、読書好きの女の子ならきっとすごく共感できるというようなことがどこか(あとがき?)に書かれていたのですが。うん、確かにわかるんだけど…。文体かな、読みにくかったんですよ。それで入り込めなかった。 「桃」は「ツ、イ、ラ、ク」を読んだ人には胸がぎゅっとなる作品じゃないでしょうか。 「ツ、イ、ラ、ク」を読んだら、ぜひ読んで欲しい一冊です。 ★★★☆ |