気まぐれ日記
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ゲームボーイアドバンス版「迷走の輪舞曲」。ヤマダさんに引き取りに行った。近所にあるヤマダさんははっきり言って手際が悪いといしか言えない。ゲームについては、明日にでも。 ところで、ドラクエ�后▲筌泪世気鵑任鷲弊擇貍�態で、次回の予約まで受け付けていた。すっげー。(やりたいけど金はないので中古狙い。もち、SFC版はクリア済み)
カシスが紙に書いたものをかき集めるのに一時間くらいかかった。城中を奔走してくれたようだった。 「全く、お前は手間かかるよな」 カシスほどではないが、と思うが口には出さない。とりあえず、礼を言った。 「本当にやるんだな」 「ああ、グオンは怖いけど。ここにいて体がなまるよりマシだ」 「なら、そのろくに手入れもしない紙からだな」 「……頼むよ」 カシスは自分のことについてはいい加減だが、他人のことについては口出しする。口出しするだけに、意外にもファッションセンスはよいし、どうやって教わったのか、化粧のしかたまで知っている。更に髪を結い上げるのも、どういうわけかうまい。 小一時間、じっとしていたためかすぐに終わった。 「おし、どう見ても女だ」 「信じられん、これ、俺の顔?」 「城の奴らもお前だってわかんねえんじゃねえか?」 「グオンには分かりそうだが……」 姉上のドレスを借り、メイドからいらない化粧品をかき集めたおかげで、こうして返信することは出来た。かなり、不本意だが。 「入るぞ、カシス、お前はまた何を……」 ノック一回で入ってきたグオン、動きが止まった。 「おっす、グオン。どうだ、これ」 「……何をしている?」 「怪盗が俺狙いなら、俺でなくなればいい。そうしたらこうなった」 グオンが、深いため息をついた。彼の癖であるし特徴でもある。怒ると思ったが、あきれたようだ。 「どうりで、メイドたちが変な質問をすると思った」 「変な質問?」 「カシスが化粧品を集めているから、お前の気が変になったんじゃないかってな。閉じ込めている影響だとも言っていた」 グオンは、超女性主義者だから、女装するなど言語道断な話である。よって、今俺がやっていることは許せないことだろう。しかしいつくるかわからない怪盗を待っている間、俺をここに閉じ込めておくわけにも行かない。だから、しかたがないだろう、と俺は勝手に解釈する。 「たしかに、その格好ならば怪盗は来ないだろうな。しかし、お前がここにいるのも不自然だ。しばらく客人としていろ」 「……客?」 「そうだ、王子は不在。で、お前はどこの貴族でもいい、どこかの令嬢として振舞え」 もしかして、部屋に閉じこもっていた方が、楽だったのか? 「わかった、そうする」 「このことは陛下にだけ報告しておく」 と、言ってグオンは出て行った。 「なあ、べグゼッド。部屋にいた方が楽じゃないのか?」 カシスも同じことを思っているらしい。 「そうだな。でもな、もう後に引けないだろ」 「それもそうだ。ま、がんばれよ」 他人事のように言った。本当に他人のことなのだが。
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