気まぐれ日記
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2005年10月04日(火) 昔のゲームを引き出して

 むしょうにやりたくなる時。中途半端にやって、もう少しでボスだというところでやめた「ドラクエ�機Ν供廖複韮柁如砲修寮痢▲后璽侫.瀏任妊�リアしたのは十年ほど前。すっかりこっかり忘れてます。それでも、なぜかある「公式ガイドブック」を引っ張り出してやってます。……紋章、どこにあるの? (前に、この日記で織り機がないといったことがあったような……ありました。水の羽衣手に入れました。今更だけど)



 オフィーリスは少し安心した顔を見せた。そして、ブロードに向かって礼を言った。
 「本当は、貴方、消えたくて仕方がないのでしょ。ごめんなさいね」
 「いいんだよ。もう、ここまで生きていたらいつ消えようが同じだから」
 生きているのか? 実はもう死んでいるんじゃないか。
 彼は心でそう思う。
 「ところで、ジュリちゃん、本当に姉ちゃんの娘。確かに似てるけどさ」
 「ええ、そうよ。しかも、人間のようにお腹で育てたのよ。すごいわね、あんな面倒な経過で子孫を残すのね、よくやるわ」
 「……」
 「文字通り、自分のお腹を痛めて生まれた子供よ。もう可愛くて。お母さんって、ああこういう感じなんだって思ったわ」
 「じゃあ、父親いるってこと?」
 「ええ、そうよ」
 「そうか……」
 ブロードはそれ以上聞かなかった。
 魔族は、自分の分身を作るように子供を作る。さらには、自然に生まれてくることもある。例えば、木の中とか水の中とか。よって、父親も母親もない。
 彼はそれ以上考えないことにした。料理を食べ始めた。食べ始めると、少しだけ人間であった頃の感覚を一時取り戻す。食べることで味覚がよみがえり、嗅覚も刺激される。少し身体に熱が生まれる。満足感を味わう。どれも、魔族にはなくてもいいものだ。ただ、オフィーリスはその料理に魔力を加えている。魔族として吸収されるのは魔力だけだ。
 「ねえ、ブロード」
 「何?」
 「もし消えるときは、私に伝えてね。黙って消えないでね」
 「わかった。でも、今しばらくは消えねえよ。やることができたからな」
 「……うん」
 「あのさ、この服。これ、流行ってんの?」
 彼は服を指差して言った。白のワイシャツに黒のスラックスと上着。ブロードはその服を知らない。
 「ええ、そのスーツ良く似合うわよ。あの子、黒しか着ないからおそろいで」
 「なんでおそろい?」
 「そのほうが目立たないから」
 「余計目立たねえ?」
 しかし、オフィーリスはそのほうがいいと言って聞かなかった。


草うららか |MAIL

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